ブラシノキ Callistemon 金宝樹 bottlebrush
ひときわ目立つ ブラシノキが咲きそろっています。
2004年の16・18号台風で大三島のみかん畑の多くが塩害被害を受けた時
ご近所の枯れたみかん畑に、ブラシの木が生き残っているのを見つけて、
塩害に強そうなので、挿し穂をいただき、挿し木をして育てたブラシノキたちです。
花の先から枝が伸びる珍しい特徴を持つと知ると
早く伸びて 負担をかけないで 少しでも大きく立派になるようにと
花も切らず種をつけると、種をむしったりして、とても過保護に育てたのです。
そして この時期、
七曜工房の入口でも 海岸沿いでも、駐車場入り口でも ハーブ畑の通路でも
人目を惹く鮮やかな赤い花を咲かせて 七曜工房のシンボルツリーになってくれています。
ショールーム入り口
駐車場入り口
ハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)、ボトルブラッシュ(英語)など
色々な呼び名を持ってはいますが、やっぱりブラシノキがぴったりです
そして カリステモンという呼び名は、ラテン語で美しい雄しべという意味で
花に見えるのは、雄しべなんだそうです。
果実は,枝全体を取り巻く昆虫の卵のように見えて
種は、7~8年は枝についていて発芽能力も持ち続け、
極端な乾燥や山火事の時に パァーンと実が開いて、
中の細かい種子が風に飛んで散布される仕組みになっているという、
実に、おもしろくて不思議な木です。
山火事にも 塩害にも 耐えられる 逞しくてあでやかなブラシノキは、
我家のお気に入りでシンボルツリーです。
ミカンルーとブラシノキ ショールームの生け花に
「Ave Maria」 シューベルト作曲 演奏 オリジナル横笛G管
七曜工房のハーブ畑様子をご覧になりながらお聴きください。
七曜工房のハーブ畑の様子は こちら