みなさま、こんにちは
今、発表会の舞台花の依頼でお花屋さんに行って来ました
常連のお花屋さん
「先生、優しそうだから生徒さん達たくさんいそう~」
て言われました
…私は見た目が優しそうなのかな~
「いえいえ、多分、私はこの辺で一番厳しい先生だと思いますよ笑」とお話ししましたが。
音楽に入れ込んでいる人と思われたのか、お花屋さんが
「もう私は、クラッシック、芸術全般が好きなのよ~」
と、二人で話が盛り上がってしまいました。
よく、私は生徒たちに
「休符は音は消えるけど、音楽は流れ続けているから、そこを感じて」なんて言い方をしますが、
お花の世界もそうで
「いけた花より、花の周りの雰囲気が良くなるように生けなさい」と言うお話し。生け花の周りがその花によって季節を感じたり、華やかさ優しさを醸し出すように…
そこに芸術が生まれるとのこと
ピアノも一緒ですねて、種類は違うけど、目的が同じでした。
話が合うって素敵
誰にだって芸術の感じ方はあるはず。そこの感性が、生徒さんや保護者の方と波長が一致したとき、私はとても幸せを感じます
指導しながら、子供の音色が先ほどと変わると「う~ん、いいね」とぼやく保護者の方もいます。
そこ、感性が一致した時です
赤ちゃんは天国から順番にやってくるなんて話を昔聞きました。
赤ちゃんが天井を見て笑うのは霊が見えるからなんて言います。
子供時代は、妄想の世界がたくさん広がっていますよね。
でも、現実世界の厳しさを知ると、素敵な妄想は消えていきます。
それは、とても寂しい事です。
現実にはない夢みる世界は、自分の頭にだけ描かれる素敵なことです。
それを、音として表現出来たら幸せだと思いませんか。
私は大人ですが、妄想世界が失われていない方だと思っています。
生徒たちが、失いかけようとしている夢世界を私が引き出せるようになれたらいいなぁ。
厳しい大人社会を豊かな気持ちで生きていくために、その世界観はとても大事なことです
それは笑顔につながること…。
ピアノの先生
とても素敵な職業です