東新橋に突如出現するなんちゃってイタリア街!
*いざ汐留シオサイト5区イタリア街へ
イタリア公園で写真を撮った後、せっかくだから汐留シオサイト西街区へ移動。
昨年華々しく?グランドオープンしたイタリア街「ヴィータ・イタリア」に到着。こちらは、旧国鉄跡地の利用ではなく、元々この地に住んで運送業などを営んでいた約70名の地権者たちが民間業者を介さず新たに作った街なのです。
東京都発令の「汐留土地区画整理事業」を発端に、地権者の皆さんが寄り集まって意見交換を重ねた結果、このような街を作り上げることとなったそうです。
しかし、何故汐留でイタリアなの?
港区のタウン情報サイトによれば「食やファッション、文化などあらゆる分野において情報発信力を持つ」イタリアにあやかり、汐留シオサイト5区を新たな情報発信の拠点にしたい―という願いからだとか。かくして汐留シオサイト5区に「ヴィータ・イタリア」が誕生!
目指すは、銀座や六本木などにはない独自のアイデンティティを持った街
商業を基軸とする業務・住居などが共存するコミュニティとして、住む人やお店に立ち寄る人たちといい関係を作ることを理想としているのだそうです。
ちなみにモデルとなったのは、イタリア北部エミリア=ロマーニャ州の小さな都市、レッジョ・エミリア。
人口約14万1千人(イタリア全土の人口は5千6百万人)の小さな自治体です。ロマーニャ州は「宝の島」と呼ばれ、畜産と農産が盛んな地方。パルメザンチーズの産地としても有名です。
さっそく探索スタート!
細長いビルばかり
どうしても縦構図の写真が多くなっちゃうね。
Bar Mile Fiore(バール ミッレ フィオーレ)
こんな構図で写真を撮ると、たしかにちょっと日本離れしてるかも。
見た目はオサレなお店揃い
Angelica VITA(アンジェリカ ヴィータ)
ウエディングドレスのレンタルショップ。
イタリア直輸入のトップブランドものを扱っているそうです。
アンジェリカ、純白のドレスとくれば、思い浮かぶのは『山猫』のクラウディア・カルディナーレ。
あのドレスを着こなせる女性は滅多にいないと思いますが。
街の特性は「統一された外観」
エリアデザインは徹底的に統一され、それぞれのビルは厳しいデザインコードに従って建築。
高さ制限はもちろん、看板を1つ掲げるにも文字の形や色、設置場所に至るまで行政に許可をもらったそうです。
なんとこちらはCoCo壱番屋!
普段目にする黄色の看板が見当たりません。
店名はローマ字で日よけに書き込まれ、外観もすっかり街の一部となっています。
赤レンガを基調とした店舗もまるでカフェのような雰囲気。
コンビニもこの通り
ナチュラルローソンとファミリーマート。
看板が店内に置かれているので、外からはここがコンビニエンスストアとはすぐにわかりません。
「全てのカフェが街の角地に建てられている」もレッジョ・エミリアコード
ご存じ「ウインズ汐留」
馬券売り場までルネッサ~ンス!建築風
オフィスビルもシブイ
このビルは「ルネ パルティーレ汐留」。マンションみたいな名前だけど、れっきとしたオフィスビルです。
※汐留シオサイト5区イタリア街の賃貸オフィス情報は
こちらからどぞ!
画像を見ているだけでけっこう楽しい。
■コムーネ汐留
□港区東新橋2
□03-3433-6727
※新橋駅烏森口下車、第一京浜を浜松町方面に進み、大東京信用組合を左に入る。
※次の記事では気になる飲食店関係をチェックします。