エリゼひかる(フランス料理/山手)
*まさに目と舌で味わう「三浦半島の春」
3ヶ月ぶりのエリゼでございます。
今回は横浜経由の会社帰り衝動的に訪問を決意、金曜の夜予約ナシで飛び込みという暴挙に出ました。
っても、山下町からケータイで空席確認はしたけどね。
だってあの心臓破りの坂上って「満席です」なんて言われた日にゃ…。しかし、思い立って即ディナーなんて、関内の旧店舗じゃ絶対にムリだったな。
山手は横浜随一の観光名所なだけに、客層はランチタイム利用が圧倒的なのでしょうね。
今回のお目当てはズバリ「苺のデザート」!
4月を過ぎるとオレンジにシフトしてしまうので、何としても3月中に訪れたかったというわけ。
ウェルカムドリンク
ホントはネット予約の特典なんですが、グラスシャンパンをサービスしていただきました。アミューズ、前菜、メイン(好きなものを2品チョイス)、デザート、コーヒーで4,500円という1番軽いコースをオーダー。スペシャルメニューを1品オプションで追加し、構成は(お値段も)6,000円のコースと同じになりました。魚料理ばかりとなったため、ワインはシャルドネを。
アミューズ
「シェフからのご挨拶」という名目で供される豪華5点盛りのアミューズ。お料理に使っている食材サンプルとしての役目も果たしているそうです。・高梨さんが収穫した2ヶ月間熟成ヤーコン(上左)
・三崎産マグロのムース カレーとミニョネット風味(上右)
・安田さんが収穫した春キャベツのスープ(中)
・高梨さん手作りの切干大根のサラダ クルミ風味(下左)
・本日のお魚のフリット 荒先産ワカメと共に(下右)
此方でお食事をする時のお楽しみの1つ、エシレバター
地価の高騰にもかかわらず差額を取らずに提供して下さいます。
この日は藤野さんがこんな可愛い器(アクセサリートレイ?)に盛ってくれました
毎朝お店で手作りのライ麦パンとの相性も抜群(バターに気を取られすぎて写真を撮り忘れた)!
前菜
荒先産生ワカメのテリーヌ 本日の魚介類のカルパッチョ添え(高梨さんが収穫したルッコラ風味)
ワカメ、まさに今が旬ですね~。生の海藻でテリーヌなんて、フレンチではかなり斬新。当然ながら生のお魚とのマッチングが素晴らしい(゜∀゜)! ルッコラのほろ苦さもいいですね。
スペシャルメニュー!
大洗産天然ハマグリをシンプルにそのまま焼いていただきました。
当日入った食材は真鯛と特大天然ハマグリ。とにかくハマグリがあまりにも立派なので、どうしても食べたくなってしまいました。六川シェフおすすめの調理法は「そりゃ普通に焼くだけに敵うものはない!」とのことなので、お任せしました(1,400円)。
黒焦げになった貝殻を見た時は「ホントに美味いの??」などと一瞬思ってしまったものの、中身を見て感激――!!これだけ思いっきり火で炙って身が全く縮んでいないじゃないですか!?
半生状態のプリプリの身を噛みしめると、ギュッと凝縮された旨味がジュワ~ッ。青海苔のソースがまたメチャウマ~(゜д゜)!!
まさに至福の一瞬でした。
メインその1
長井漁港産甲イカのガーリックバター焼き(荒崎産の青海苔風味)
メインその2
長井漁港産キスのムニエル セモリナ粉風味(長井産生ワカメソース)
フロマージュ(Brie de Meaux)かつて元サッカー全日本監督フィリップ・トルシエ氏をエリゼに導いた某氏が手土産に(!?)届けてくれたというブリー・ド・モーをご相伴にあずかりました。
アンズのジャム、ドライいちじく、胡桃と共に。
ブリー・ド・モーといえば、言わずと知れた白カビチーズの代表選手。8世紀の昔、シャルルマーニュ(カール大帝)もお気に入りのチーズだったそうです。カマンベールがブリーの製法をお手本にして16世紀に作られ始めたということからも、ブリーの歴史の古さがうかがえます。
無殺菌乳から作られるので、牛乳の中に自然に繁殖している様々な菌がチーズに複雑な味わいをもたらすのだそうで、熟成が進んでも匂いがきつくならず、味にクセがなくとてもまろやか。ミルクのコクがダイレクトに伝わります。
この日いただいたシャルドネが少々マニアックなワインだったからか、白ワインとでも十分に楽しめました
それにしても、こんなに輸送に不向きなチーズをどうやって日本に持って来られたのでしょうか…。
お目当ての苺デザート
山田さんが収穫したイチゴの冷たいグラタン仕立て(ヨーグルトと自家製イチゴジャム風味)
なんかまたまたマニアックな盛りつけだわ
苺に顔を作って添えてみたり、苺ジャムとチョコレートでお皿に絵を描いてみたり…。グラタン部分には苺果肉がたっぷり、ヨーグルトと苺ジャムが淡いピンク色をなして見た目にもカワイイ
〆はコーヒー
コース4,500円、オプションのハマグリ1,400円、シャルドネが6,000円。税・サ込みで13,090円でした。
いただいたワイン
■Jean-Marc Brocard Shardonnay
ジャン・マルク・ブロカール シャルドネ
1974年、ジャン・マルク・ブロカール氏がシャブリの地で妻の実家が所有していた1haの畑から始めたワイナリー。 今では135ha、年間生産100万本という規模にまで発展しました。 葡萄は平均50~60年と高い樹齢のもの。古生代期の化石を多く含む石灰質の土壌を生かすため、木樽を一切使わずにステンレスタンクのみで醸造。1/3をヴィオディナミで生産、残りも転換予定です。
シャブリで有名な生産者という認識なので、シャルドネのラベルは初めて見ました。果実味と酸味のバランスが良く長い余韻が楽しめる、白ワインにしてはボリューム満点の味わい。大きなグラスで時間をかけて味わいたいワイン。抜栓直後はフルーティで力強く、時間が経つにつれてまろやかで優しい飲み口に。どんどん飲みやすくなるので要注意。
ミネラル分が豊富だからか?エリゼの海藻を使ったお料理と相性抜群でした。
産地:ブルゴーニュ/仏
生産者:ジャン・マルク・ブロカール
品種:シャルドネ100%
■エリゼ光
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□横浜市中区山手246 カーネルコーナー2F
□045-621-4890
※前回のエリゼ光は こちら
*まさに目と舌で味わう「三浦半島の春」
3ヶ月ぶりのエリゼでございます。
今回は横浜経由の会社帰り衝動的に訪問を決意、金曜の夜予約ナシで飛び込みという暴挙に出ました。
っても、山下町からケータイで空席確認はしたけどね。
だってあの心臓破りの坂上って「満席です」なんて言われた日にゃ…。しかし、思い立って即ディナーなんて、関内の旧店舗じゃ絶対にムリだったな。
山手は横浜随一の観光名所なだけに、客層はランチタイム利用が圧倒的なのでしょうね。
今回のお目当てはズバリ「苺のデザート」!
4月を過ぎるとオレンジにシフトしてしまうので、何としても3月中に訪れたかったというわけ。
ウェルカムドリンク
ホントはネット予約の特典なんですが、グラスシャンパンをサービスしていただきました。アミューズ、前菜、メイン(好きなものを2品チョイス)、デザート、コーヒーで4,500円という1番軽いコースをオーダー。スペシャルメニューを1品オプションで追加し、構成は(お値段も)6,000円のコースと同じになりました。魚料理ばかりとなったため、ワインはシャルドネを。
アミューズ
「シェフからのご挨拶」という名目で供される豪華5点盛りのアミューズ。お料理に使っている食材サンプルとしての役目も果たしているそうです。・高梨さんが収穫した2ヶ月間熟成ヤーコン(上左)
・三崎産マグロのムース カレーとミニョネット風味(上右)
・安田さんが収穫した春キャベツのスープ(中)
・高梨さん手作りの切干大根のサラダ クルミ風味(下左)
・本日のお魚のフリット 荒先産ワカメと共に(下右)
此方でお食事をする時のお楽しみの1つ、エシレバター
地価の高騰にもかかわらず差額を取らずに提供して下さいます。
この日は藤野さんがこんな可愛い器(アクセサリートレイ?)に盛ってくれました
毎朝お店で手作りのライ麦パンとの相性も抜群(バターに気を取られすぎて写真を撮り忘れた)!
前菜
荒先産生ワカメのテリーヌ 本日の魚介類のカルパッチョ添え(高梨さんが収穫したルッコラ風味)
ワカメ、まさに今が旬ですね~。生の海藻でテリーヌなんて、フレンチではかなり斬新。当然ながら生のお魚とのマッチングが素晴らしい(゜∀゜)! ルッコラのほろ苦さもいいですね。
スペシャルメニュー!
大洗産天然ハマグリをシンプルにそのまま焼いていただきました。
当日入った食材は真鯛と特大天然ハマグリ。とにかくハマグリがあまりにも立派なので、どうしても食べたくなってしまいました。六川シェフおすすめの調理法は「そりゃ普通に焼くだけに敵うものはない!」とのことなので、お任せしました(1,400円)。
黒焦げになった貝殻を見た時は「ホントに美味いの??」などと一瞬思ってしまったものの、中身を見て感激――!!これだけ思いっきり火で炙って身が全く縮んでいないじゃないですか!?
半生状態のプリプリの身を噛みしめると、ギュッと凝縮された旨味がジュワ~ッ。青海苔のソースがまたメチャウマ~(゜д゜)!!
まさに至福の一瞬でした。
メインその1
長井漁港産甲イカのガーリックバター焼き(荒崎産の青海苔風味)
メインその2
長井漁港産キスのムニエル セモリナ粉風味(長井産生ワカメソース)
フロマージュ(Brie de Meaux)かつて元サッカー全日本監督フィリップ・トルシエ氏をエリゼに導いた某氏が手土産に(!?)届けてくれたというブリー・ド・モーをご相伴にあずかりました。
アンズのジャム、ドライいちじく、胡桃と共に。
ブリー・ド・モーといえば、言わずと知れた白カビチーズの代表選手。8世紀の昔、シャルルマーニュ(カール大帝)もお気に入りのチーズだったそうです。カマンベールがブリーの製法をお手本にして16世紀に作られ始めたということからも、ブリーの歴史の古さがうかがえます。
無殺菌乳から作られるので、牛乳の中に自然に繁殖している様々な菌がチーズに複雑な味わいをもたらすのだそうで、熟成が進んでも匂いがきつくならず、味にクセがなくとてもまろやか。ミルクのコクがダイレクトに伝わります。
この日いただいたシャルドネが少々マニアックなワインだったからか、白ワインとでも十分に楽しめました
それにしても、こんなに輸送に不向きなチーズをどうやって日本に持って来られたのでしょうか…。
お目当ての苺デザート
山田さんが収穫したイチゴの冷たいグラタン仕立て(ヨーグルトと自家製イチゴジャム風味)
なんかまたまたマニアックな盛りつけだわ
苺に顔を作って添えてみたり、苺ジャムとチョコレートでお皿に絵を描いてみたり…。グラタン部分には苺果肉がたっぷり、ヨーグルトと苺ジャムが淡いピンク色をなして見た目にもカワイイ
〆はコーヒー
コース4,500円、オプションのハマグリ1,400円、シャルドネが6,000円。税・サ込みで13,090円でした。
いただいたワイン
■Jean-Marc Brocard Shardonnay
ジャン・マルク・ブロカール シャルドネ
1974年、ジャン・マルク・ブロカール氏がシャブリの地で妻の実家が所有していた1haの畑から始めたワイナリー。 今では135ha、年間生産100万本という規模にまで発展しました。 葡萄は平均50~60年と高い樹齢のもの。古生代期の化石を多く含む石灰質の土壌を生かすため、木樽を一切使わずにステンレスタンクのみで醸造。1/3をヴィオディナミで生産、残りも転換予定です。
シャブリで有名な生産者という認識なので、シャルドネのラベルは初めて見ました。果実味と酸味のバランスが良く長い余韻が楽しめる、白ワインにしてはボリューム満点の味わい。大きなグラスで時間をかけて味わいたいワイン。抜栓直後はフルーティで力強く、時間が経つにつれてまろやかで優しい飲み口に。どんどん飲みやすくなるので要注意。
ミネラル分が豊富だからか?エリゼの海藻を使ったお料理と相性抜群でした。
産地:ブルゴーニュ/仏
生産者:ジャン・マルク・ブロカール
品種:シャルドネ100%
■エリゼ光
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□横浜市中区山手246 カーネルコーナー2F
□045-621-4890
※前回のエリゼ光は こちら
3月初めには、苺のデザート4種類あったんですよね。
私がおじゃました時には2種類に減っておりました。
これから5月にかけて、徐々にオレンジにシフトしていくそうで、ひょっとすると今週いっぱいくらいはまだ苺モノもあるかも知れません。
まぁ電話で確認すればハッキリするでしょうが…。
このお店、お料理はもちろんですが、デザートが美味しいんですよねぇ。
オレンジもオススメですよ!
早くうががいたいなぁ~と思っているお店のひとつです。
イチゴは、3月までだったんですね・・・残念。
イチゴの顔、セサミストリートのなに者かに、
似てませんか?
昼飯をたべたばかりなのに、ああ、このデザートは別腹だな~!あ~~食べたい!!