ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

mondo/120207

2012-02-08 08:55:37 | 東京のレストラン

モンド(イタリア料理/自由が丘)

<2012年2月ネタ絶賛消化中>
【2015年3月に当時の日付で記事を編集しています】
初訪問店ではありませんが、12/02/07のツイートで実況していないため、お料理の内容だけ簡単にご紹介します。
前回の記事でも触れた通り、店内での撮影は禁止なので、写真は こちら をご参照ください。

*リニューアル前に 人気料理のオールスターズ!!

1/26~2/7までの2週にわたり、2009年のオープン以来、特に好評を博した料理のみで構成されたスペシャルコース「オールスターズ」がいただけると聞き、約2ヶ月ぶりの再訪となりました。
店舗リニューアルを2日後に控えた最終日に、なんとか滑り込みセーフ!
用意されていたメニューは、伝統的な郷土料理を忠実に再現した Regionale と、現代的なアレンジを加えて再構築した Moderno の2コースで、どちらも8,000円(税込、サービス別)。
両コースとも美味しそうなお料理ばかりで大いに迷った末、後者を選択しました。

自家製パンの盛り合せ
スパイシーなクッキー、グリッシーニ、ひと口サイズの丸いパン、チーズ風味のラビオリ型、、、などなど、味も形も様々で、ワインのアテにもピッタリ。

突き出し
デミカップ入りのミニスープ。玉葱の甘みがじんわりと広がるやさしいテイスト。ひと口ポーションのチーズ添え。

ホワイトアスパラガスの冷たいスープ
スープといっても、平らなガラス皿に薄く敷いてあって、見た目はソースに近い。上にはホワイトアスパラガス、刻んだグリーンアスパラガス、ホッキ貝、鶉の玉子の黄身が乗っていて、それぞれまったく別の調理法で味付けされています。卵の黄身を崩すと、スープの風味が変化し、こってりと濃厚な味わい。

イカスミとジャガイモのカプチーノ仕立て
イカスミとジャガイモのマッチングに衝撃を受けた逸品!
クリーミーでこってりとしたジャガイモのエスプーマに隠れているのは、細かく刻んでイカスミソースで和えたイカの身。思わず「ナニコレ!?」と口にしてしまうほどの美味しさ!

海老の旨味たっぷり スパゲティ
甘海老の旨みがギュッと凝縮された絶品スパゲッティ。ぷりぷりのむき身と香ばしく焼き上げられた頭が乗って登場したスパゲッティは、程よい固さのアルデンテ。

熟成牛めがね ガルガネッリ
めがねは骨盤あたりの部位とのこと。じっくり熟成させた但馬牛は思った以上にジューシーで濃厚! フィレンツェ産のチーズクリームソースと共に、自家製ガルガネッリにからめていただきます。お肉の野性味が堪能できる一皿。

フランス産小鳩の mondo 風
メインの小鳩のローストは、熟成牛に負けずかなり力強いテイスト。とはいっても、お肉そのものにはクセもなく、意外と繊細な印象なのだけど、たっぷりかけられた濃厚な黒トリュフソースの存在感が凄まじい。ソースだけじゃなく、スライスされた大きいのがたっぷりふりかけられているし、お皿が運ばれてきたとたん、クラクラするようなトリュフの香りが鼻孔を直撃します。旬の蕪や蓮根がトッピングされ、シャキシャキの食感も楽しいアクセントに。

苺のタルト(?)mondo 風
ドルチェその①
タルトの後に(?)が付いているのは、見るからに一般的なタルトのイメージとかけ離れているから。
チョコレートでコーティングされたドーム型の苺ケーキが乗っているのは、苺ソースを塗ったタルト生地。このチョコドームを割ると隠れているケーキが崩れ、タルト生地と一体化する仕組み! コースのラストにこういう遊び心のあるドルチェが登場すると楽しい。ちなみに添えられているのはサフランのジェラートでした。

苺のカネデルリ (アルト アディジェ)
ドルチェその②
実はRegionaleのドルチェなのだけど、特別に追加していただきました。
サプライズ感覚が斬新な1つ目とは対照的に、いかにも郷土菓子という印象の素朴なテイスト。サービスを兼任する田村ソムリエ曰く「いちご大福イタリアバージョン」なるマンマの味。カネデルリとはお団子という意味で、苺をくるんでいるのはニョッキの生地だそうです。苺の甘酸っぱさと絶妙のマッチングを見せるのが、お皿の底のコンデンスミルク。やっぱり苺ミルクは最強だ。

で、ワインはお料理に合わせ、バイ・ザ・グラスでいただいたものの、ガルガネッリに合わせて L’Arco のValpolicella が出てきたことくらいしか覚えておりません。。。メモもしていないし。
3年も前のことともなれば、写真がないことにはもうどうにもなりません

食後のコーヒーが出てくる頃には、他のお客さんは誰もいなくなっておりました(汗)。
リニューアル後は、この日ディナーを堪能させていただいたダイニングスペースが半分となり、客席と厨房の距離がぐっと縮まって現在(2015年3月)に至ります。個人的にはなんとなく勿体ない気もするなぁ。。お料理の写真撮影NGも。
自家製のパンが何種類か詰まった小さな紙袋をお土産にいただき、宮木シェフと田村さんに見送られながら、お店を後にしました。
支払いは1人約1万7千円、美味しく幸せな時間をありがとうございました。

ちなみに Regionale(伝統郷土料理)のメニューはこちら
・ホワイトアスパラガスのサラダ(アルト アディジェ)
・焦がし小麦のオレキエッテ クルー ダイオーロ(プーリア)
・クラウティーのスープ (アルト アディジェ)
・仔羊のラグーソース キタッラ(アブルッツォ)
・フランス産小鳩の ブレガンゼ風 (ヴェネト)
・苺のカネデルリ (アルト アディジェ)



mondo
□11:30~14:00(L.O) 18:00~21:00(L.O)
□水曜、第1・第3木曜定休
□目黒区自由が丘3-13-11
□03-3725-6292
※前回のmondoは こちら

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