みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

公開カウンセリング

2013年09月24日

9月22日の東京「美と健康セミナー」の中で、
公開カウンセリングをさせていただきました。

公開カウンセリングは、わたしははじめての試みで、
ちょっとドキドキでした。

司会の方が「宮川さんにカウンセリングを受けてみたい方が
おられましたら、お手をおあげくださいませ。
どなたかおられますか～？」

とアナウンスしてくださると、
お一人の女性の方が手をあげてくださいました。

勇気を出して手をあげていただいて、
本当にありがとうございます。

公開カウンセリングの様子と、その後にいただきました感謝のメールを、
この方(○○様)に許可をいただきましたので、シェアさせていただきますね。

「ご相談したいことは、実の妹のことです。

妹は今、両親と実家で暮らしています。
わたしは結婚して実家から遠く離れたところで暮らしています。

妹は統合失調症で、仕事ができなくて、
ここ2～3年は外に出られずにいます。

以前に妹は働いていた時もあったのですが、
職場で嫌がらせをうけて、仕事に行けなくなりました。

実家から車で一時間くらいのところに、
兄夫婦が家を建てました。

今後なにかあったら、妹の面倒は兄夫婦が見ることになるのかな？
お義姉さんにお願いするのは、申し訳ないな・・・。
わたしが実家の近くに戻って、妹の面倒をみた方がいいのかな？
だけど、引っ越すとなると、夫を説得しないといけない・・・。

と、いろいろ考えて苦しいです。

妹が立ち直ってくれたら嬉しいのですが、
自分ができることはなんだろう？と考えています。」

さて、この方にどんなメッセージがきたのでしょうか？

◆　◆　◆

背負いきれないものを背負って、
身動きが取れなくなっている人が、本当に多いね。

まだ自分が実家に帰って、妹の面倒を見ているわけではないのに、
もう体も心も「『背負っている状態』になっている。

体がその未来に向けて、準備をはじめている。

(宮川)「こういう時はどうしたらいいですか？」

まず、

『妹によくなってもらいたい』
『妹をどうしたらいいんだろう・・・』

と思っても、妹を変えることはできない。

変えることができるのは、自分の意識だね。

『妹は問題を抱えた状態』

と家族全員が思いこんでいる。

『困った状態』と思っている。

この意識を外さないと、現実は変わらない。

(宮川)「どうやって外したらいいですか？」

・今の状態でも妹ができていることを、数えていくこと。

・それと、自分のゴールを決めること。

◆　　◆　　◆

以上が、聴こえてきたメッセージでした。

「人はね、頑張っていない人は、一人もいないんです。
何を頑張っているのかが、分からないだけ。」

※ここでカウンセリング例をひとつご紹介しましたが、
　ブログでは省略させていただきます。

「このカウンセリング例の方のように、
妹さんは家から出られず、なにもしていないように見えるかもしれませんが、
実はすごく頑張っていることがあるんですよ。」

「はい。確かに、妹は頑張っています。
今のお話をお聴きして、妹が家で食事つくってくれてることに気づきました。
妹はよくやってくれています。」

「それを妹さんにぜひ伝えてあげてください。
妹さん、きっと喜ばれると思いますよ。

今のまんまでできていることに目を向けると、
エネルギーがわいてくるんです。

そしたら、できることがひとつひとつ増えていきます。

そしたらまた外に働きにいける日がくるかもしれません。

メッセージの中で、『自分のゴールを決めること』とありました。

自分がどうなっていたいか？
自分の人生を選択することは、とても大切なことです。

何も考えていないと、今の不安な未来が来てしまいます。

どんな未来を望まれますか？」

ちょっと考えられた後、

「・・・わたしも妹も家族全員が笑っている未来。」

「わかりました。その未来のイメージ、自分のゴールを
しっかりもっていてくださいね。

妹さんを『問題あり』とみると、不安な未来しか見えません。

でも
『妹さんが今できていることを見ること』
『ご自身のゴールを決めること』

をして、妹さんを見守っていかれると、そのような人生になっていきます。

今日は勇気を出して手をあげていただき、
本当にありがとうございました。(拍手)」

以上が公開カウンセリングの内容です。

その日のうちに、この方から
とっても嬉しい感謝のメールをいただきました。

今日は公開カウンセリングという貴重な機会を頂き、
本当にありがとうございましたm(_ _)m

あの後、家に帰り、早速実家に電話をしました。

妹に、お父さん、お母さんを支えてくれてありがとねと伝えました。

妹は、嬉しそうに、そして穏やかに「いいよ」と言ってくれました。

あんなに穏やかな妹の声は久しぶりで、本当に涙が出そうでした。

これからも色々あると思いますが、１つ１つ解決をしていこうと思います。
先ずはご報告まで。

ありがとうございました。

感動で、またもや涙が出そうになりました。
素晴らしい!　の一言です。

すぐに実行されたこと、なんて純粋で、愛にあふれているのか・・・
と心がふるえました。

妹さんがどんなに嬉しかったか・・・

そのお顔を想像すると、またもや心がふるえて、
ウルウルしてしまいます。

こんな素敵な○○様とご縁をいただけて、
わたしはとっても幸せです。

ありがとうございます。