みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

ご相談例十五 解説編

さて、出来事の意味は読み解けたかな?
   

優秀で完璧主義の上司と、この四十代の男性は、実は鏡になっておるじゃ。

この四十代の男性もまた、優秀で完璧主義だということ。
ゆえ、部下の未熟さが気になってしょうがないのじゃ。

四十代の男性は、完璧に仕上げたと思っている資料を、
上司から重箱の隅をつつくようにチェックされている。

「そこまで言ったらやる気をなくしてしまうんじゃ・・・。」とぼやいておったよなぁ。

この上司のやり方に男性はストレスをためているわけじゃが、
実はこの上司と同じようなことを、自分も部下にしている可能性がある。

上司とこの男性に共通する課題、
それは『自分より能力の劣る者を許してあげること』なのじゃ。


人はどの者もみな頑張って生きているが、
得意なことや苦手なことがあり、能力の差というものがある。

また生まれ変わりの回数が人により違い、
一度経験すればすぐ理解できる者と、何度経験してもなかなか理解できない者がいる。

頑張っていないわけではないのじゃが、生まれ変わりの回数が違う分、理解度に差がでてくるのじゃ。

みなは実年齢で見るが、これとは別に魂年齢というものがある。

また人間関係の中では、完璧主義の人の前だと、緊張してミスが増え、
超プラス思考の人の前だと、なぜかマイナス思考になってしまうという現象が起こる。

これはエネルギーのバランスと関係している。

宇宙は、陰と陽、光と影、プラスとマイナスなど、
相反するエネルギーの絶妙なバランスにより成り立っている。

どちらか一方にエネルギーが傾きすぎるとバランスが崩れるため、それを調整する動きが起こる。

この調整する動きは、人間関係の中でも無意識に行われているのじゃ。例にとって説明してみよう。

プラス思考の者とマイナス思考の者がいるとする。
プラス思考の者が、マイナス思考の者を励ましているところを想像してもらいたい。

プラス思考の者が、「大丈夫!」「できるよ!」「プラスに考えて!」と、
ありとあらゆるプラスの言葉で励ませば励ますほど、
マイナス思考の者は落ち込んでいく。

これは片方がプラスに傾きすぎているのを、
もう片方が無意識にマイナスで調整しているからなのじゃ。

もしこのマイナス思考の者をプラスにもっていこうとするなら、
プラス思考の者が少しテンションを下げ、
「実は自分も落ち込んだ時があってね・・・。」と失敗の経験談などを話すとよい。

マイナス思考の者は自然と気持ちがプラスに動く。

このエネルギーバランスについて、明日改めてみていこうかのぅ。
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