セミナーでのご質問②「ペガサスの個性の方」

セミナーが終わったあとに、女性の方からお声をかけていただきました。
今の自分について、「これでいいんだろうか?」と悩んでおられるご様子でした。

お話をお聴きして、すぐにでもお返事したいと思いました。
この方にお伝えしたい言葉が、たくさんありました。

仕事の都合でお返事が遅くなり、大変お待たせしてしまいました。

(女性の方からのご質問です)

わたしの個性は、本質がペガサスです。
歌の仕事をしていて、ライブハウスなどで歌っています。
少人数でのステージもいいのですが、
1000人のステージで歌いたいと思う自分もいます。

大きな仕事がきても、もうちょっとのところで
企画がなくなってしまうことがあり、
そのたびに、「自分は目立ちたがり屋で、
コツコツ積み上げていくのが苦手だから、
せっかくきた話もつぶれてしまうんだな・・・。」と反省します。

最近「自分は目立ちたがり」
「地に足がついていない」
「コツコツつみあげていかないと・・・」
ということをよく思います。

ここを変えていかないと、大きなステージは実現しないのでは?
と思うのですが、どうなんでしょうか?

お話を伺っていて、自分の長所を「目立ちたがり屋」と表現され、
苦手なところを「頑張らなければ・・・」と思われている。

これは苦しいだろうな・・・と思いました。

ペガサスの個性の特徴は

◆枠にはまらない天才タイプ
◆ピンとくる直感が鋭い
◆人と全く違う角度からものをとらえる
◆人が思いつかないような発想をする(まさに天才)
◆華やかで存在感がある
◆束縛される環境に弱い(自由人。自由な中で力を発揮する)
◆長く続けるのは苦手
◆楽しいことが大好き
◆ほめられて伸びるタイプ

です。

ペガサスは、目立とうとしなくても、
存在感があって目立ってしまうタイプ。

歌を歌っておられるのなら、この特徴は天性の才能だと思います。

「コツコツ続ける」「地に足がついていない」
これはペガサスさんが苦手とするところですね。

この方にどんなメッセージがきているのか?
この方が大きなステージに立つには、どうしたらいいのか?
みんなが潤う答えがあるとしたら、どんな答えなのか?

素晴らしい愛のメッセージが届きました。

これはすべての方にお伝えしたい渾身のメッセージです。
それではご堪能くださいませ。

◆　　◆　　◆

いっぱいたたかれたんだろうね。

ここまで思うには、よっぽどダメだしされたんだよ。
だから自信をなくしてしまっている。

「あなたのいいところはこういうところだよ」と、
いくら長所を言ってあげても、ダメだしをされた心の傷が大きくて、
今のままの自分でいいという許可がおりないんだよ。

(宮川)「そういう時はどうしたらいいですか?」

まずは心に受けた傷、自分の中の傷ついたインナーチャイルドの声を
受けとめてあげることだね。

「こんなふうに言われて傷ついた」
「悲しかった」
「落ち込んだ」
「自分はダメだと思った」
「怒りがわいた」

言えていない言葉がいっぱいある。
のみこんだ言葉がね。

その嫌な想いを二度としないように、自分の中で思考プログラムができた。

「目立たないようにすれば・・・」
「地に足をつけていれば・・・」
「コツコツやっていけば・・・」
「人からこう言われない」「ダメだしされない」

このじゅもんは強力で、自分を小さな枠にギュッと閉じ込める。
もう二度とあんな嫌な思いをしないために・・・。

これを解除するには、「許可」が必要。

「目立ちたいと思ってもいい」
「目立ってもいい」
「コツコツできなくてもいい」
「地に足がつかなくてもいい」

もともとペガサスなんだから、空を飛んでいるんだよ。
地に足なんかつかないよ。(笑)

だけど空を飛んで、空から見下ろした時、
地上からは見えない景色が見える。
全体が見渡せる。

その景色を人に伝えてあげられるのは、
空を飛ぶ能力をもった人しかいない。

あなたにしかできない役割があるんだ。

地に足をつけるのが向いている人は、
地上の景色を伝えてあげたらいい。
それが役割。

人それぞれに役割がある。

大切なことはね、空を飛ぶ能力がある人が、
地に足をつけることじゃないんだ。

いろんな能力をもっている人がいることを、見極めること。

そして、自分がもっていない能力は、
それができる人から教えてもらったらいいんだ。

「こういう世界もあるよ」と。

お互いに「あぁ、こういう世界もあることを教えてくれてありがとう。」
と感謝しあえたら、空を飛ぶ能力がある人と、
地に足をつける能力のある人は、世界が2倍に広がる。

(宮川)「なるほど。ではこの方はどんどん羽ばたいて、
自分が感じる感性を人に伝えていけばいいってことでしょうか?
苦手なことは、それができている人をほめるってこと?」

まわりの人の長所を見つけて、ほめてあげなさい。
欠点ではなく、長所をね。

そしたら、欠点がある自分のことを、
誰からも「欠点がある」と言われなくなる。

人は自分のいいところを探してくれる人、見つけてくれる人を、
渇望しているんだよ。

もし自分(ペガサスさん)が欠点があるとしても、
まわりの人の長所をいつも見つけてほめてあげたり、
感謝していれば、誰もあなたの敵にならない。

ファンになるよ!

あなたの足りないところを応援したい!
という人が現れる。
自分の欠点を変えなくてもね。

ここにすべてが潤う答えが存在する。

「1000人のステージに立つ夢」
おおいにけっこう。

ステージはすでに用意されている。

1000人というのはね、あなたのまわりに現れる一人一人、
あなたが長所を見つけてあげた一人一人が、
あなたの将来のファンなのだよ。