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「いえ・・・。」
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『自分が変われば、相手が変わる』 これが鏡の法則じゃ。」
「う~ん?」
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ちなみに誰かいるかね?」
「はい、斎藤一人さんが好きです。本をたくさん書かれている方です。
一人さんの本を読むと、とても心が楽になります。」
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そちがその者の本の内容に響くのはな、
そちがその者と同じ輝きを自分の中にもっているからなのじゃよ。」
「同じ輝き?」
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「いやぁ~(笑)・・・それはないですよ~。」
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「おこがましいですよ、そんなぁ・・・。」
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人はな、自分の中にないものには、反応しないものなのじゃよ。
良いものも悪いものもな。」
「悪いもの?」
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「それって、まさか・・・?」
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「えーっっっ!そんな!」
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「なんなんですか?なんなんですか?
さっきは斎藤一人さんと鏡だとか言っておきながら・・・、
こんなオチ、ひどいじゃないですか!」
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「・・ひどい!ひどすぎる!あの苦手な人達と私が同じだなんて・・・」
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「えっ・・・?」
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なんでも仙人がそう言うと、どこからともなくティッシュがふわりと舞い降りてきて、
私の鼻にくっついた。
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目の前に現れる相手には、魅力的な者も苦手な者もおろう。
しかし、これすべて自分。自分の鏡なのじゃ。
魅力的な者と同じものを自分がもっていると言われると、
気恥ずかしくて否定したくなり、
苦手な者と同じものを自分がもっていると言われると、
受け入れられなくて否定したくなる。
しかし、今出会う人の器の幅が、今のそち自身の器の幅。」
「・・・。」
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そちは苦手な者のどこが気に入らないと申した?」
「だから・・・、自分のことばかりしゃべるところですよ。
いつも自分が中心でないと嫌っていう・・・。
でもそれはわたし自身がそうだってことなんですよね?」
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「苦しいですよ!」
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「へっ???」
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「????」
なんでも仙人はにっこりとほほ笑みながら話を続けた。