みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

京都なんでも仙人セミナーでのご質問③

(男性の方からのご質問です)

母の介護をしています。
介護は大変な状況で、デイハウスも利用しているのですが、
家で母の介護をしながら、時々大きな声を出したり、手をあげてしまったり、
虐待に近いようなことをしている自分がいます。

「もっとデイハウスを利用したら」とか、
「これ以上は限界だから、もっと人に頼ってもいいのでは?」
とアドバイスしてくれる人もいるのですが、
「親の面倒を自分がみなければ・・・」という想いが強く、
なかなか人に頼ることができません。

どうしたら母に優しくできるでしょうか?


この方は何度もセミナーにお越しいただいている方です。

お母さんの介護に関するお悩みを、
毎回ご質問いただいています。

お母さん想いのお優しい方なんだと思います。

けれど、虐待のようなことをされてしまうのは、
もう自分の限界を超えているサインなんです。

人は自分の限界を超えてしまうと、
人に優しくしてあげることなんてできません。

今の状況のまま、お母さんに優しくしてあげるにはどうしたら?
と答えを探しても、みつからないのではないでしょうか?

「自分は限界をはるかに超えて、頑張ってきたんだ。」
「よくやってきたんだ。」

ということを、
ぜひ自分に何度も言ってあげてほしいと願っています。

そして、人に頼ることを、
どうか自分に許してあげてほしいと願っています。

介護のことについては、わたしはこれから向き合っていく課題で、
分からないことがいっぱいあります。

ぜひみなさまからお知恵をいただければ幸いです。

コメント一覧

なんでも仙人の弟子
ありがとうございます。
Fumieさま

メールいただきありがとうございます。
お返事遅くなりました。

Fumieさまのお子さんは、アトピーだったのですね。
大変でしたね。
ゆっくり寝る暇もなかったと思います。

ご質問者の方に優しいエールをお送りいただき、本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。
なんでも仙人の弟子
そうでしたか・・・。
あい様

コメントいただきありがとうございます。
お返事遅くなりました。

>親の面倒は自分でみたい」という言い回し
ではなて・・・

確かにそういうところもあるのかもかもしれませんね。

あい様のご主人、理解してくださってよかったですね。

人はいろいろ大切にしているものがあると思います。

それが行きすぎると、自分を苦しめる「こだわり」
になってしまうことがあります。

「こだわり」を手放すのは大変なことですが

あい様のように

>自分が子どもにしてあげたいことは、人から見ると正解ではないかもしれない

と客観的に言えるって、すごいことじゃないか
とわたしは思います。
Fumie
介護ではないのですが、子供が生まれてすぐに
アトピーとわかり、数年間は夜も眠れないことが多く、食事に気をつけたり、あちこちの病院を訪ね歩いたり、症状に一喜一憂しながら・・過ごしていた時期があります。
私も周りに頼ることができず、イライラして、子供に怒鳴ったり、時には掻き毟る手を叩いたりしてしまったこともあります。辛くて・・こんな毎日がいつまで続くのだろうと思いながら過ごしていました。

結局、私の場合は子供が幼稚園に入ることで
少しずつラクになっていきました。

いろいろな方法がある中で、この方のお気持ちが少しでもラクになる形で、また、お母さまにとってもいい方法が見つかるよう、心から願っています。
あい
つけたし
私自身のできごとをふりかえって、
なぜ自分で子育てを背負いこみすぎてたか、というと、
自分なりのこだわりや価値観を人に理解してもらうのは不可能だと思っていたこと、
人とのコミュニケーションに不安があったこと、
そして、自分の子育てに自信がなかったこと
などがあります。

自分が子どもにしてあげたいことは、人から見ると正解ではないかもしれない。
でも、してあげたい。
だから、自分で面倒みるしかない。
そう思ってました。

あい
可能性
介護じゃないのですが、
子どもが大好きで、かわいくて、まかせたいと思えるような、子どもを尊重してくれる保育所がないなら自分で育てる!と頑張ってきましたが、
一人でかかえるのもキツイし、家事育児以外にもやりたいこともあり、いつしか「がまんしてやってあげてる」気持ちになってしまい、家族に対して高圧的な態度になってしまう自分をとめることができませんでした。

そんななかで、「ここなら」と思える保育所と出会い、思い切って夫にお願いをしたら、夫が仕事を変えてくれて、保育所のすぐ近くに家を見つけてくれました。(それまで、養ってもらってるんだから、夫の転勤に黙ってついていくのは当たり前だと思ってたので、まさか自分がそんなお願いをぽろっと口に出せるとは思いませんでした。)

「親の面倒を自分がみなければ・・・」とありますが、もっと苦しいことがあり、(例えば、自分の思いを他の人に伝えてゆだねるのが苦手で、「人に協力してもらいながら親の面倒をみる」ことへ二の足を踏む気持ちがある)それくらいだったら「だったら自分でみるしかない」となっている可能性もあるのかな、と感じました。
(「親の面倒は自分でみたい」という言い回しではなく、「ねばならない」なので)

えらそうなこと書きました。すみません。
なんでも仙人の弟子
りえ様

りえ様は訪問介護のお仕事をなさってらっしゃるのですね。

りえ様のお優しいお気持ちと、お心遣いが
胸にしみました。

本当にありがとうございます。

りえ様が担当されておられる利用者さんは、
きっと喜んで感謝されておられるだろうなぁ
と感じました。

りえ
失礼いたしました…m(__)m
そうでしたか…(^_^)

失礼いたしました…m(__)m

介護は、確かに大変なんですよね…

私は、まだ、未熟者の、訪問介護をしてまして、
日々、勉強させて、頂いてます…

家族の方の介護疲れ、不安、などは、確かにありますよね…

叩いてしまいそうになるお気持ちも、聞いております。
また、叩かれて、しまったと…
疲れも、ピークになると、そうなってしまうのかもしれませんね…

介護されるがわの、ストレスもありますし、

介護するがわのストレスもありますもの…

私達(訪問介護)は、1、2時間で、帰って来て、しまいますが、家族のかたは、24時かんですもんね…

本当に、頭が、下がります…m(__)m

肩に、力を入れずに、無理をなさらずに…

アドバイスになって、おりませんが…

でも、このかたは、本当に、優しい方なんですね…
お母様を、介護して、いらっしゃるんですもの…
素晴らしいと、おもいます…
お母様も、幸せだと思います…

失礼しますm(__)m
なんでも仙人の弟子
ありがとうございます。
りえ様

あたたかいアドバイスをいただき、ありがとうございます。

この相談者の方は、ケアマネージャーさんから
いろいろとアドバイスを受けておられますので、
たぶん訪問介護のことも話は出ていると思います。

ショートスティの介護も時々ご利用のようです。



りえ
訪問介護(ホームヘルパー)の方のご利用を、されるとかは、どうでしょか?

ヘルパーさんが、入る事によって、介護と気持ちに、ゆとりを持たせて、介護の軽減されてみては…(^_^)

介護は、全部、背負い込まずに…(^_^)
大事な、お母様のためにも、ご自分のためにも、抱えこまず、背負い込まず…手放せる所は、手放してみても…

担当のケアマネージャーさんに、ご相談なさると、良いと思います。
色々と経験されていらっしゃいますし、色々な方を、見ていらっしゃるので、より良い解決法が、見つかると思います…(^_^)

この方は、とても優しい方で、いらっしゃいますね。そして、とても、がんばりやさんですね…(^_^)

偉そうな事言って、すいませんm(__)m
なんでも仙人の弟子
そのとおりですね。
りゅう様

アドバイスいただき、ありがとうございます。
りゅう様のおっしゃるとおりだと思います。

ひとつの例ですが、
過去世で「親の世話をほとんどできなかった」
という想い残しがある場合、
今世でその想いを何とか達成したいと
強く思ってしまうことがあります。

こういう場合は、まわりの人から
「限界を超えているから人に頼ったほうがいいよ。」
といくら言われても、どうしても人に頼ることができません。

こういう場合にくるメッセージは、

「過去世親の世話をほとんどできなかった自分を、
もうそれ以上責めなくてもいいよ。
あなたはもう十分頑張ったのだから、
過去世の自分を許してあげなさい。」

というものです。

これで手放していただけるといいのですがね。
こればっかりはなんとも・・・。

あとはご本人の判断にお任せするしかありません。
りゅう
ひとつの考えとして・・・
介護の経験が私には、ありませんが、ひとつの考えとして。
この男性の方は、ご自分の限界は超えているのはわかっていても何とかお母さまの介護を成し遂げたいと思われているのではないでしょうか?
今の状況から逃げ出したとしても「現実」は変わらないのでしょう。
ご自分が選択した現実がきちんと終了しないかぎり、お気持ちがスッキリとしないと感じるのではないでしょうか。
何にも限りがあります。その限りが終わるまで何とかしようと。
良い意味でも自分が限界だから人に頼っても心は晴れない。
今の状況の中で少しでも自分を支える「何か」を探しているのでは、ないかと感じます。
その「何か」が・・・・あるとしたら、私自身が教えていただきたいです。
ありがとうございます。

なんでも仙人の弟子
紫さま

大変な介護でしたね。

みなさん自分のできる中で、
めいいっぱい頑張られたのだと思います。

きっとおばあさまは、魂の故郷に帰られて、
お世話になったみなさま方に、
感謝されておられると思います。

なんでも仙人の弟子
そうですね。
pontaさま

pontaさまは、許していないこと、
守りたいとがまだよくわからなくて、
心がモヤモヤされてらっしゃるのですね。

お気持ちお察しいたします。

いろんなモヤモヤがあると思いますが、
お母さまが80歳、お姑さんが78歳のお年で、
介護がいらずお元気というのは、
ありがたいことなのかもしれませんね。

お互いにとって・・・。



私の場合
私の祖母が寝たきりになったことを思い出します。もう、20数年前ですから、今のように介護がなされていない時です。
祖母は、病院に入院中は、誰かが傍にいないと寂しいと、15分位おきにナースコールをし、病院を追い出されました。しばらくは、叔父が家で面倒を診ていましたが、叔父夫妻だけで24時間無理です。他の叔父達が交代で毎日泊まりに行っていました。祖母は、叔父達を寝かせることをせず、自分は昼寝るという状態でした。とうとう、叔父の一人は会社で怪我をし入院。メインで面倒を診ていた叔父は、祖母に暴力をふるっていました。仕方なく、叔父夫妻はどこか施設に入れようとしました。その時、私の父、兄夫妻が、何とむごい事をする、こちらで引き取ると言いだしたのです。私は大反対。今度は、母が倒れると思ったのです。結果は、医療機関の方々が、家で面倒を診るのは難しいと言ってくれました。祖母は、施設に入れられ何年生きたでしょうか。亡くなる時も、いろいろとありました。正直、私は、祖母の死を願いました。皆が疲れ果て、言い争いや確執を持ってしまっていたから。
長くなってすみません、それらを通して私は、祖母の死を願ったり、祖母の面倒を拒否した自分を責めています。こちらのブログを通して、まわりの状態が良くないのは、祖母自身にも良くないと思えるようになりました。だから、場合によっては、世間的に後ろ指を指される?ような事でも、良いのではないかと思えるようになりました。うまく離れるというのに通じるかな~と考えたり…。皆様が楽になれることをお祈りするだけです。
ponta
お母様思いの優しい方だからこそ、こんなにも悩んでしまうんですね。
自分の限界を超えていることに気づかず、自分を責めてしまう・・・。自分の限界に気づくことは大事なことなんですね。
私も母が80歳、姑が78歳で、できるだけ帰って私ができることをしています。
でもまだ元気なので、介護についてわからないことだらけです。
私は姑の過大表現やうそや勝手な思い込みに振り回され困っています。
ここにある私の課題や許していないこと、守りたいとがまだよくわからなくて、心がモヤモヤしています。
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