講演を聞いて、心がふるえる瞬間があります。
話し手が、
「本気で語りかけてくれている」
と感じる瞬間です。
興味ある内容や、自分に必要な内容は、
もちろん興味深く聞くことができるのですが、それ以外に、
「本気で語りかけてくれている」
と感じる瞬間、わたしは「いのち」を感じて、
心がふるえるんですね。
心がふるえるということは、
わたし自身も、講演やセミナーの中で、
「本気で語りかける」
ということを大切にしているから。
心に響くのは、
●大事にしていること
●すでにもっていること
●すでにしていること
なんです。
11月1日に開催された、
【超一流プロデューサーの鳥井一広氏と
作家プロデューサーの山本時嗣氏による
「才能」を「お金」に変える「俯瞰力」を高めるトークSHOW】
の中で、わたしが心がふるえたのは、
山本時嗣さんが今にいたるルーツを語られたトキ。
時嗣さんのお父様は、会社を経営されていましたが、
時嗣さんが20代初めの頃に、多額の借金を抱え、
自死をされているんですね。
突然のお父様の死に混乱され、
「なぜおやじはお金のために死んだのだろう？!」
「なぜ家族を残して死んだのだろう？!」
ということを強烈に考えるきっかけになった、
と言われていました。
他にも、子供の頃に体の弱い友達が、
まわりで何人も病気で亡くなったこともあり、
「死」について、20代はその答えを探して、
ずっといろんな先生に会いに行っていたそうです。
今、プロデュースしている本は、
「スピリチュアル系」
「自己啓発系」
「ビジネス系」
なのは、ここにルーツがあるんです。
と言われました。
体験を通して語られる言葉は、
なんて心にしみるんでしょう。
「袖振り合うも他生の縁」
ということわざがあります。
これは、
知らない人とたまたま道で袖が触れ合うような
ちょっとしたことも、前世からの深い因縁である
という意味です。
「ご縁」を大切にさている時嗣さんは、
最初にこのお話をされました。
今ここに集まってくださっているみなさんとも、
深いご縁があるということです。
わたしが時嗣さんとお会いしたのは、
2003年11月1日の本田健さんのワンデーセミナー、
「豊かさの感性を高める」でした。
ちょうど15年前です。
席が前後で、たまたまワークをしたのが
きっかけでした。
一日、同じメンバーでワークをしたので、
かなりいろんな話をしました。
この頃は、わたしは専業主婦で、
時嗣さんはサラリーマンをされていました。
お父様をなくされて、「死」について
答えを探されていた頃です。
ここで出会ったのは「たまたま」ではなくて、
生まれ変わりの中で何度も出会った、
ご縁の深い仲間なんだろうなぁ、
と、なんとなく思っていましたが、
今回の時嗣さんのお話をお聞きして、
「あぁ、間違いない!
出会うようになっていたんだ」
と改めて確信しました。
自分の人生に必要な人は、
ちゃんと目の前に現れる。
現れるようになっている。
と、なんでも仙人から何度も言われてきました。
でも、そうは思えない人が、
たくさんおられると思います。
「あの人は特別なんだ」
「あの人はラッキーなんだ」
「あの人は恵まれているんだ」
そんなふうに思ってしまうこともあります。
今は分からなくても、何年後かに、
「あのトキの出会いが、こんなふうにつながっていたのか!」
と驚くことがあるかもしれません。
今は分からなくてもね。
だから、目の前の人を大切にしてくださいね。
人生の扉を開くカギになる人は、
目の前にいる。
遠くを見るから、
答えが見つからないんじゃよ。
と、わたしはなんでも仙人から
言われたことがあります。
わたしの本がはじめて出版化されたきっかけも、
実は個性心理學の講師仲間、
辻尾容子さんと、瀬戸芳夫さんがきっかけでした。
目の前の人を大切にね。
目の前の人に心をこめて話そう。
できる範囲でいいからね。
by なんでも仙人
恒吉彩矢子さんの今日のブログも、
心がふるえる記事でしたよ。↓
病も「必要なこと」？
本気で語ってくれて、ありがとう!
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