ご質問「鏡の法則について」

以前コメントでこのようなご質問をいただきました。

前に嫌いな人がいたら、その人のいやな部分を自分が禁止している
という話がありました。

また違うときに、「お隣さんがごみを自分の家の前に捨てる」
これは自分も他人に要らないものをあげていないか顧みるとあり、
両方ともなるほど！と思ってよんでいました。

ちょっと疑問がでもでてしまったんです。
いやなことやいやな人がいたとき↑のどっちだろうって。

自分が禁止してるのか自分がやっているのか、
どちらをかえりみるのか、この違いがわからなくて。

たとえば戦争をしてる人を見ていやと感じたら、
自分も争っている、それをかえりみるのか、
争いを行うことを自分に禁止しているなあと気づくのか。

自分の感覚で決めればいいのですかね・・

相手に対しイラッとした時は、「どっちなんだろう？」
と悩むのではなくて、次の問いかけを自分にしていただくと
いいんじゃないかなと思います。

①「自分はこの人のどんなところにイラッとするんだろう？」

②「自分は絶対にそういうことをしてはいけないと思ってるかも。」

③「程度は違うけど、自分も似たようなことを誰かにしたことはなかったかな？」

これらの質問を自分にしてみて、思いあたれば、それをやってみたらいいですし、
思い当たらない時は、スルーしてもいいと思います。

②も③も、どちらも自分が気づくことで、変化が起こります。

ですが、「絶対に意味を見つけなきゃ!」と、
あまり考え過ぎない方がいいかもしれませんね。

頭を使いすぎて疲れますから・・・。

分からない時は、分からないまま放っとく・・・

という選択肢もありです。


さて、ご質問にあった「戦争」についてですが、

①「自分は戦争のなにが嫌なんだろう？」

②「自分は絶対に人を傷つけてはいけないと思っている」

③「程度は違うけど、自分も似たようなことを誰かにしたことはなかったかな？」

こんなふうに質問してみると、身近なことで
いろいろ思い当たることがあるかもしれませんね。

例えば③の質問で言えば、

・家族の中で意見の食い違いから、もめごとが起きたことはなかったかな？
・自分の方が正しいと思い、相手が間違っていると責めたことはなかったかな？

など。

こんなふうに問いかけてみて、自分の中でなにか気づいたことがあれば、
それでいいのではないかとわたしは思います。