なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

シカゴマラソン その2

2011-10-11 21:24:23 | Weblog



さてマラソンはLake shore drive沿いを北に進みます。
ここはBike the diriveで昨年自転車で走ったところです。



住宅街の中。
ベランダでパーティーをしながら応援している人達もいました。
ビールがうまそうでした。



自前で水道をひっぱりだして水をかけてくれる人もいます。
これは気持ちよいです。



紅葉した街路樹の下は影が出来て涼しかったです。




再びダウンタウンが見えてきました。
しばらくして後6マイルのいう看板を持っている人がいました。
後10キロ!?まだ10キロ....
ここから地獄がはじまりました。
歩いて走りだす時にあきらかに足が重くなっています。
周りもこの時間ですから歩いていたり余裕のある人もみあたりません。

沿道の警察の人が「今日は制限速度なしだから、飛ばしいていいよ」なんていってましたが、あまり笑っている人いませんでした。(僕は笑ってしまいましたが)
まあ、いつもはちょっとスピード出しただけで捕まるのに(実際毎日つかまっているのを見ます)、もうへろへろの時に「もっとスピード出して」って言われてもねえ~




コースがゴールの北の方向のダウンタウンから離れて南のチャイナタウンに入った時は、さすがにめげました。

こんなおっさんが(年よりが)、誰も知り合いのいない異国でへろへろになって走っているという状況を思い知り、ほんと情けなくて泣けてきました。


このあたりから気温の高くなり、給水所で水をもらい頭にかけました。
給水所ではずらーーと高校生位のボランティアの方が並んでいます。
頭にかけていると、親切にも背中からと前から水をぶっかけてくれる人もいました。


チャイナタウンをすぎ、Whitesoxの球場まで南下するとUターンして、ついにゴールのダウンタウンに向かって北上します。
このあたりは既に足が鋼鉄のように重くなってますが、リタイアしてもだれも助けてくれないので、もう走るしかりありません。
写真中央のKellyという方、まったく他人ですが、いつみても歩いています。でもいつも気がつくと僕の前にいます。
僕の走力はその程度なのでしょう。



さてダウンタウンに入るとまた声援が大きくなってありがたいのですが、もう足が鉛のようで動きません。
Allmost there, 2miles!!


と言われても

え!?まだ3kもあんの!という感じだし、

You are finishing, 1mies

と言われると、えーーあと1.6kもあんの。そんなの教えてくれるな~。
という状態で、じわじわと5.45のpacerの看板が前に消えて行きました。
(一緒にゴールしてpacerの方にお礼を言いたかったのですが。。。)



ここまできたらせめて6時間は切りたいなと、ほぼ終了気味の足に鞭打って走りました。



ゴール直後。
タイムは不明ですが、とにかく制限時間内に走り切ってメダルをもらいました。
けろっとしているように見えますが、半分泣いています。

その3に続く。