なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

高野山~護摩壇山~十津川村~橋本 (3)

2007-07-22 21:41:10 | 自転車
前回からの続き。護摩壇山をクリアしたノリダーは、愚かにもまた林道ではまる。

山頂200mくらいの林道 奥千丈線である。山頂の店の人が従業員の人で車で林道経由で通っている人がいる、といっていたのでまあ、前回みたいな石だらけではないだろう、どうせ下りだろうと軽い気分で走り出す。

しかし、霧は晴れず、右側はいつでもがけ崩れしそうな崖。あげくに霧雨。車もがけ崩れ補修のダンプしか通らないし、これで国道168号まで40km...あほでした。ただ、ツーリングマップルにも展望ルートと、書いてあるので晴れていたら絶好もコースに違いない。路面も林道にしては良好であった。

10キロほどで霧は晴れたが、小雨が続く。道のはるか下の谷に、きれいな川が流れていた。まさに秘境である。ちょっとおおげさだが、かなり緊張して走った。

向こうにこれから行く道が見える。この辺でバイクの集団に遭遇。すこしほっとした。

小滝から水が道路にあふれ、一面川のようになったところを通る。ゆっくり走るが、泥除けないので当然、背中泥だらけである。実はもっと激しく水があふれている箇所があったのだが、びびって写真どころではなかった。

林道は十津川村へ入り、R733へと変わった。まだ168号までは20キロ弱ある。

R733を横切って流れていた小川。ほんとに透き通った水で、やや薄い青みがかっていて、ほんとにきれいだった。水もものすごい音を出して流れていて、腹を揺さぶられるような音だった。すこし深くなっていてちょとした露天風呂のサイズだったので、晴れていたら間違いなく服のまま飛び込んでいただろう。

道は和歌山から奈良県へ入っていて、神納川沿いを走っている。この川がまたきれいで...
風屋貯水池を渡ってやっとことさ、十津川街道R168に合流。下りの40kmなので2時間とふんでいたが、すでに4時近い。やばい。山を降りなければ、鉄道もないし。でも俺の脚力じゃ平均20kmがせいぜいだ。ライトも持っているし、腹を据えた。とにかく人里に出てきた。しばらく止んでいた小雨が降ってきたので、おばちゃんに聞いたら、今降って来たとのこと。私は雨とともに移動しているのである。
(つづく)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿