直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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さらにペンタブ

2007年07月01日 | ちょこのひとかけ


 ドライバや設定にはいろいろ不満が残りますが、
ペンタブは意外と面白いです。
でも逆に、いろいろがっかりなこともあります。

 わたしはオモ線を描くのが苦手で、
色を塗るときもオモ線の形をとれません。
そこで編み出した、オモ線を目立たせなくする塗り。
冗談じゃないほどの時間がかかるので
だれも真似できないだろうと思って、
ある種の誇りでもあったのですが。
 ペンタブを使うと……そんなの簡単以前に
できるのです。
 線画レイヤーの上に新規を作って、
その形をなぞるだけ。
いままではマウスだったので、
わたしには線画を 線の流れにそってなぞることが
不可能だっただけなのです。
ペンタブならそれが簡単にできます。
……いったい今までわたしが苦労していたのは
なんだったのだろうと、呆然とします。

 しかも今まではいろいろな面から
困難をきわめた線画レイヤー調整も、
もう必要なくなりました。
スキャンした線画をつかわなくても、
線画を元に新規線画でなぞってしまえばいいだけ。
 たとえば今までは、髪の下にある眉毛は、
眉毛と髪が重なるところだけ色が変わるので
分離するのも一苦労だったのに、
いまは普通に髪の毛を描いたあと、
眉毛をその下に別レイヤーで描けばいいだけ。

 アタリさえとれれば、線画レイヤーに
ペン入れの必要さえありません。
スキャン前に消しゴムをかける必要さえないのです。
……なにこれ。
 ほかの人は、むしろペンタブで自分のオモ線を
どう出すか、に苦労してるんじゃないかと
思いはじめました。
 オモ線を描かないなんて誰でもできるから、
だからそんなにやらないのかもしれません。
正直いろいろがっかりです。

 いまふと思いましたが、オモ線、とは
線画レイヤーなどの線のことです。主線と書きます。
もしかしたら正式には違う名前かもしれませんが
わたしはそう呼んでいました。


 ペンタブでおおきく変わったのは、
髪の毛と髪ハイライトです。
今までマウスでは流れる髪の毛なんて描けませんでした。
でもいまは一本一本とはいかなくても、
髪の流れがアタリでとれるのです。
 しかもずっと気に入らなかった、
ハイライトが簡単に書き直しもできたのでした。
思わず、 えーっ、ウッソー! 気分で
「おかしいですよ、カテジナさーん!」
と叫んでみました。ウッソ君。

 ペン先の幅と濃さだけが筆圧感知で変わる
オリジナルブラシも作りましたが、
わたしの力では100%濃度では描けず、
ムラになりたくないところもムラになってしまいます。
 そこらへんをどうにかしたいです。
……が。

 ペンタブレットはなかなかです。

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2 コメント

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Unknown ()
2007-07-01 01:44:46
カルチャーショック・・・とまでは行きませんね
今までマウスで絵を描いてたのは、凄いですよ
マウスでもペンタブでも自分は絵描けません

筆圧はムラの原因ですよね
まぁ便利っちゃ便利でしょうけど
返信する
Unknown (あまね)
2007-07-02 01:43:04
パソコンで0から絵は描けません。
基本的に線も描けません。
色塗りのための道具です。

今まですごいすごいと思っていた、
ガッシュ系の塗りが
実は筆圧のムラだけで
出せると知った落胆。
返信する

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