先日、子どもにねだられて映画「こんな夜更けにバナナかよー愛しき実話ー」を見に行きました。
実在された「筋ジストロフィー」患者の鹿野靖明さんという方と介護ボランティアの方との生活を描いた映画です。
「筋ジストロフィー」とは、次第に筋力が低下していく難病で、
鹿野さんも車椅子生活を余儀なくされます。
寝返りをうつのも、頭の角度を変えるのも、食事をとるのも困難なため、
どうしても人の手が必要です。
鹿野さんは介護施設や親に頼ることなく、自分でボランティアを集め、
「アメリカに行きたい」「英検2級を取りたい」と常に夢をもって生きていらっしゃいました。
呼吸が苦しいため、喉を切開され、声が出なくなったときも
ボランティアさんの力を借りて声を出すことに成功されます。
彼の生き様をみると、
「どんな状況でも夢をもって生きる」
「最期のときまで一生懸命生きる」
ことの大切さがよくわかります。
私も一瞬一瞬を大切にして生きていきたいと思いました。