暮れなずむ空に青空が・・・
昨夜遅かったせいもあり
朝のうたた寝を楽しんでいると
電話のベルが目を覚ませとうるさい
誰からか定かでないままに電話を取る
ぼんやりとした朝の頭に聞き覚えのあるような無いような・・・
よく聴くと知人の声
今から「うたたねCcafe」の松の剪定に来てくれるという
留守にしているからと言っても
松が気になって仕方が無いからと・・・
昨年の栗拾いの後日・・・同じように言って剪定に
庭木の中でも松は特別だという!!
確かに松はほったらかし 皆さん松の手入れは難しいとおっしゃる
そんな訳でここ3年ばかり手付かずのまま
押しかけ庭師のおかげで今年はきれいに
今年はこのままでと話していたのに
またまた・・・申し訳ないことになってしまった
感謝 感謝 !!
私のほうはと言えば・・・
一日 何をするでもなくボーッと
夕方 買い物に出ると
一日雨を予想させる暗い空だったが
西の空にわずかばかりの青空が
明日は好い天気に?!?
大阪に帰ってくると・・・・
不義理にしている人たちと
今日も街へ・・・・!
大阪駅周辺の変化は激しく
帰ってくるたびに驚かされる
工事はいつになったら終息するのか ?
田舎は自然に取り込まれ 都市は人が自然を取り込んで
いずれも日々変貌する
当然都市のスピードが速い
激しく変化する街には新鮮な驚き !?!
この急激な変化が生み出す新たな被写体が
私を魅了し虜にする
新しいものが増えるということは
古い街並み 昭和の面影が姿を消し 新しくマンションやビルに
マンションやビルの谷間にひっそりとある民家!!
そんな風景も近ごろではめっきり減った
ふと眼を落すと・・・・
見上げれば・・・・
人の手になる造形が妙に気になりシャッターを切る
今日の天気は曇り
光と影が織りなす面白さには出合えない
建築物の一部をパターンとして見る
面白い発見が有るかもしれない!!!
喫茶エデン
午後 友人と神戸新開地を歩く・・・
久しぶりの街歩き
駅を出たところで なんとも古めかしい喫茶を・・・
今にも崩れるのではと思える奇妙な空間!!
怖いもの見たさといった感じで中へ
なんと床は板張りでぎしぎしと鳴りなんともレトロ!!
クラッシックと云うか古い調度品に圧倒される
マスターの話でオイオイとその古さの全貌が・・・
父しげるさんが戦後間もない昭和23年に始めたお店という
戦後の復興期から現在に至るまで
ともに戦争を戦った人たちの集いくつろげる場所でありたいと
当時の仲間たちの中にもしげるさん同様に旅立つ人も・・・
しかしいまでも1時間以上かけて足を運んでくれる人もいると云う
今日も88歳の方がやってこられ 話の中に
そうした人たちのくつろぎの場であり続けたいとの思い
こうしたもろもろの思いが父親の残した雰囲気を守っているのでは・・・・
父しげるさんの手記・・・
徴兵で戦地に赴く日から敗戦の日まで
自分の気持ちや情景を俳句や短歌につづり
挿絵を添えて手作りの冊子2冊にまとめられている
表現や描写が細やかで
中国の人々の暮らしぶりや軍隊生活の様子を
生き生きと伝えている
マスターの話に耳を傾けていると外は暗く・・・
国宝松本城
二泊三日の旅も今日が最後!!
温泉でゆっくり体を休め帰路に・・・・
どこを周って帰るか
信濃路には訪ねてみたい場所が数多く
行き先に迷ってしまう
結局 締めくくりは国宝松本城に
五層六階の天守を中心に乾小天守と渡り櫓で連結し
辰巳附櫓と月見櫓を配した端正で優美な姿は印象的
水に映る姿も格別・・・・
複雑な構造と堅牢さを兼ね備えたお城だが
その目的とは裏腹に優美な姿に感動 美しい!!!
松本の街のいたる所にお蕎麦屋さんが
そして「新蕎麦はじめました」の看板が目につく
お昼は新蕎麦で・・・新蕎麦は風味が良いと
美味しい蕎麦をいただいたが
新そばの特徴はよく分からなかった
お腹が膨れた後は
ひたすら大阪に向かって車を走らせる
今回の遠出の旅も無事に
途中の農産品売場で「秋映」を買った
この旅で初めて目にしたリンゴ
新種の味見をする!!
爽やかな味だが酸味が少ないせいか
少々パンチ不足 何か物足りない感じ
まだまだ紅葉には早いかと思ったが…
高度が上がるにつれて木々は装い変えて迎えてくれる
頂上の寒さに固まるが 眼下に広がる雲海は最高!!!
お昼過ぎ少し暖かくなり高原牧場を散策
牛くんも草原でのんびり
360度の眺望
遥か遠方 八ヶ岳連峰越しに富士の姿を・・・・
嬉しい気分!!!
今夜の宿は美ヶ原温泉…
温泉街でワインめぐり
終了時間の5時が迫り
追い立てられるようにグラス片手に駆け巡る
宿ごとに 信州各地のワイナリー自慢のワインと工夫を凝らしたおつまみ
美味しいワインが夕食前のお腹を刺激!!
夕食の立派な松茸が今回の旅の締めくくり!