山形県内の中途失聴・難聴者ブログgoo

旧ヤプログ「山形県中途失聴・難聴者協会会員ブログ」です。

書くことは難しい?

2012-12-07 21:06:19 | 耳マーク・表示板
近くの薬局での出来事です。

 いつも処方箋を持ってお世話になってる薬局なので、ホコリが被ってしまうほど前から耳マークを置いていただいています。初めの頃はカウンターの目立つ場所に鎮座してましたが、段々隅の方に…。この薬局は、流行ってる個人経営の医院の隣にあるのでいつも客がいっぱい。それもかなり年配の方が多いのです。当然高齢難聴者もいるでしょう。きょうも処方箋を持って行きました。
 処方を待ってると一人のかなり年配の女性がなにやら問い合わせています。薬剤師さんは丁寧に応えてましたが、お客様は耳が遠いようで…薬剤師さんは段々声が大きくなり、耳元で叫ぶような感じになりました。見ていた私は我慢ならず、持っていた筆記板を差し出し
「これお使いください」
としゃしゃり出てしまいました(苦笑)。薬剤師さんは、「ありがとう」と言いながら書き出してくれたのですが…お客様にはなかなか伝わらないようで、また大きな声で同じことを何回も叫んでました。

 う…ん…簡単に書いてくださいとお願いしてはいるが、必ずしも通じる書き方が出来るわけではない問題があるようです。要約筆記者のように「書くことの訓練し、学びましょう」と耳マークの設置をお願いするときに付け加えないとだめなのだろうか?と思ってしまうほどに、書いてコミュニケーションを取る難しさを感じてしまう出来事でした。
 また、読み取る事が難しい方もいますからね。聴覚障害はコミュニケーション障害と言われてますからね。難しいな~~難聴者の私でも難しいと思ってしまうのですから、健聴者がどうコミュニケーションを取っていいのか分からないのは当然ですね。

 連続して耳マークが機能していない現場に立ち合って、ため息をついてる私です。
 全国の耳マークを設置している施設に対して、機能してるか、利用してる聴覚障害者はいるか、書くことに対しての思いetc.アンケートとってみたいな。
by senbeiya

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