9月20日（火）NHK『財津和夫ラストツアー』

エリザベス女王の国葬が終わった。

砲車に乗せられたひつぎは水兵に引かれてバッキンガム宮殿へ。

かつての女子の制服、セーラー服は、sailor(水兵）の服だった。

７つの海を支配して、海洋帝国になった英国。軍隊との関わり合いを強く感じさせられた国葬だった。アン王女まで軍服を着ている。王室を離脱したヘンリー王子も、かつては軍役でアフガニスタンに行ったりしたのだから、軍服を着る許可を与えてあげれば、などという議論が起こった。王の首をギロチンにかけて共和制に移行したフランス。色々あっても21世紀まで存続してきた英国王室。

DMM英会話のトピックは『実物大の渋谷の交差点が映画撮影のために作られた』

東京のランドマークである、渋谷のスクランブル交差点は、撮影の許可がなかなか下りない。それでスタバに隠れて、盗撮したりするそうだ。ある会社が８０キロ離れた栃木県足利市に、実物大の渋谷スクランブル『足利スクランブルシティスタジア』を作った。使用料は1日88万円！　駅の改札口やトイレはあるが建物はないので、コンピューターで作ってください、とのこと。

昨夜、NHKで放送していた『密着　財津和夫ラストコンサート』を観た。

チューリップはデビューして50年。私が大学に入学したとき『心の旅』が大ヒットしていた。新歓のハイキングか何かの時、みんなで『心の旅』歌いながら歩いた記憶がある。当時はまだ、みんなで歌うことがあった。『心の旅』は大ヒットしたが、拓郎や陽水、ユーミンなどに比べると、それほどヒット曲は続かなかった。でも社会人になってすぐ、チューリップのコンサートに行ったことがある。チケットが2枚手に入ったので、友達を誘って行ったものの、なんと立ち見席だった。仕方がないので、座席の間の階段に座って鑑賞した。財津さんはお話が上手で、歌っている時間よりトークの時間の方が長かったような気がする。

そんな財津さんも74歳。老いや病気と闘いながら今日まで音楽活動を続けてきたが、この1年間の全国ツアーをを最後のコンサートにしようと決意された。喋り方が若い頃とは全然違う。一語一語、言葉を選びながら噛みしめるように思いを語った。