私は、いざ鎌倉へ。ところが、夜中に左の肩が痛くなり、何度も目を覚ますという最悪のコンディション。膝の痛みはゆっくり歩けば大丈夫だが、左肩までリウマチが広がるとは想定外だった。片手が上がらないと、着替えができない、顔も洗えない、メイクができない。でも、鎌倉のガイド協会のガイドさんを予約していたので、頑張って支度をした。娘にもらったロキソニンのおかげか、だんだん痛みがマシになってきた。
巣鴨駅から山手線で池袋へ。湘南新宿ラインに乗り換えるとそのまま鎌倉に着く。所要時間は1時間12分。
鎌倉駅で、ガイドさんにミート。私より年配の男性だが、ガイドになってすぐにコロナが始まったので、ほとんど新人だとおっしゃっていた。
最初の目的地は、鎌倉幕府のゆかりの神社『鶴岡八幡宮』 小町通りは少しだけ歩いて、頼朝が作った参道を通って本殿に向かった。
途中『鳩サブレー』の本店があった。
石の太鼓橋の向こうに本殿が見えている。
平家池と呼ばれている蓮池の向こうにある建物は『鎌倉文華館』 今年は特別に大河ドラマ館と名称を変更し『鎌倉殿の十三人』について、展示されている。
舞殿。奥に見えているのが本宮。
横から見た舞殿。静御前が義経を慕ってここで舞を舞ったと伝えられている。
白旗神社。頼朝と実朝が祀られている。家紋は笹リンドウ。
参道を歩いて鎌倉駅に戻った。ガイドさんがどんどん先に行ってしまう。しばらくすると、止まって私を待ってくれる。膝の悪い外国人観光客を案内する時、よく先にどんどん歩いてしまったことがあった。反省!
江ノ電に乗る。ドラマに出てくる江ノ電の車両は緑色。緑が2両、水色が2両だった。
長谷駅で降りて、10分ほど歩いて高徳院の大仏さんに会いに行った。
背中に扉がある。コロナ前は中に入ることができたそうだ。
13世紀に建立された青銅製の大仏様が雨にも負けず、風にも負けず、人々を守っている。大仏殿は14世紀に2回、損壊したらしい。奈良の大仏は奈良時代に建立されたが、奈良時代に造られた部分は、ほとんど残っていない。
少し、駅の方に戻って、長谷寺へ。
階段を上って、観音堂へ。
思わず息を呑む十一面観音様は写真撮影が許可されていないので、絵葉書を買った。
寺伝によると、開山の徳道上人が大和国の山中で見つけた欅の霊木から2体の観音像が造られた。一体は大和長谷寺の観音像となり、残る一体が衆生を救うために海に流されたという。三浦半島に流れついた観音像を祀るために、鎌倉に長谷寺が建立されたそうだ。奈良の長谷寺は、もっと階段がある。
長谷寺から見えた三浦半島と相模湾
かきがら稲荷。海を流れている観音像を牡蠣の殻が守ったと言い伝えがある。絵馬ではなく牡蠣の殻に願いごとが書かれている。
アジサイの頃は、整理券を取るのに1時間半かかるそうだ。アジサイ色の紙の絵馬。
1000体地蔵
赤い彼岸花
白い彼岸花
赤い彼岸花
白い彼岸花
長谷寺でガイドさんとお別れして、ここで昼食を食べた。
土鍋で炊いたご飯。豚トロを選んだ。
鎌倉駅に戻り、ホテルに向かった。トーセイホテルココネ鎌倉。
まだチェックインができないと言われたので、コーヒーを飲んで時間を潰した。
午後からも天気が悪かったし、体調がよくないので、由比ヶ浜に行くのはやめて、昨日のブログを書いたりしてホテルでのんびり過ごした。ホテルの大浴場、気持ちがよかった。明日も天気が悪そうだ。湘南の美しい海を見たかったが、今回は無理かもしれない。