祇園の花見小路。朝なので観光客はいなかった。「芸妓さん、そんなに急いでどこに行かれるの?」
私は建仁寺に行った。
中に入り、南にしばらく歩くと『建仁寺 専門道場』の文字が。修行のにおいがする。
目的地はここ。建仁寺の塔頭『霊源院』 京都のボランティアガイド団体が、研修を企画してくれた。
一休さんと今川義元が幼少時、このお寺で過ごしたそうだ。
15分間、座禅をしてから、住職さんの法話を30分くらい聞いた。座禅は悟りを開くには短すぎた。法話は、お話がお上手で引き込まれた。結論は『そういうことなのです』 何が起こっても、全てを受け入れるということだった。
そのあと、お寺の方が庭園と寺院のお宝を説明してくれた。
『令和の枯山水庭園』 足立美術館の庭園を作庭した中根金作の孫、中根行宅と中根直紀による。
ここはインドの庭。インド風のストゥーパの周りの灌木は甘茶の木。お釈迦様の誕生日、4月8日には甘茶を飲む習慣がある。
蓬莱山に向かって舟が進んでいく。
だるまさん、みーつけた。
一休さんも、いらっしゃった。
亀石
鶴石
鶴石
座禅石。この石の上に座って写真を撮ってもいいと言われたが、臆しました☺️
お堂の中の天井画。龍が睨んでいる。住職がその腕に惚れ込んだ中国人の女性クリエーターの作品。初めて絵を描いたそうだ。
利休の待庵と同じ大きさの小さなお茶室に『お宝』はあった。織田信長の直筆の手紙を見せてもらった。写真は🙅🏻♀️
4畳半のお茶室は写真OKだった。
『達磨図 細川家伝来 明時代』と書かれていた。
達磨の絵の指を拡大すると、
爪が伸びている〜
研修の後はランチ。ガイドの友人と花見小路にあるこのお店『きらら』に入ってみた。
『彩御膳』を注文。正解だった。多くの種類を少しずついただいた。京料理にしては、しっかりめの味付けだった。
友人とも久しぶりにゆっくりお話しができた。ライングループで情報の交換はあるが、お顔を見てお話しすると伝わるものの量と質が全然違う。
友人は京都のお友達のお宅に向かわれた。私は久しぶりに喫茶店『フランソア』に行きたくなった。創業は昭和9年。母が小学校に入学した頃にできた喫茶店。当時はどんな人たちがここでコーヒーを飲んだのだろうか。
国の登録有形文化財に指定されている。幼稚園児は入れませぬ。
コーヒー 700円。しばし読書。この本、もうすぐ読み終わる。中学生でもわかるように書かれた本だった。
友人は京都のお友達のお宅に向かわれた。私は久しぶりに喫茶店『フランソア』に行きたくなった。創業は昭和9年。母が小学校に入学した頃にできた喫茶店。当時はどんな人たちがここでコーヒーを飲んだのだろうか。
国の登録有形文化財に指定されている。幼稚園児は入れませぬ。
コーヒー 700円。しばし読書。この本、もうすぐ読み終わる。中学生でもわかるように書かれた本だった。