日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

この人に合掌

2007年12月26日 | 喜怒☆楽
オスカー・ピーターソン(82才)死去。

昨日の夕刊をさっき読み終えた最後のページにオスカー・ピーターソン死去の報が・・・。

この人のこのアルバムは1000回以上聴いた。
深夜、フトンの中でピーターソンを聴きながら本を読む。ずっとこのスタイルが定番だった。何故、これほどのめり込んだのか?「落ち着く」から・・・気持ちが凪に入る。滑らかな、そして存在感のあるそれぞれのタッチ。どの曲も全て邪魔なものがない(アルバムの中には必ず1~2曲欲しくないものがある)
ここに至っては、深夜この人を聴くことが「クセ」になっていた(ピーターソンとビリー・ホリディを交互に。)深夜に聴くことが習慣となっていたので、昼間流すとテンションが狂う。気持ちが自動的に内に入ってしまうから怖い。なので、この二人は深夜専門の領域で、それ以外はジャンル支離滅裂で聴く。

オスカー・ピーターソン、あなたのピアノが大好きでしたと、記しておこう。 合掌

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うわ、ジャンプの技術が向上

2007年12月26日 | 子猫の春坊(0~1才)
 換気扇フードの上へジャンプ1
 ドアの上へジャンプ2






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今年の蛍光マーク2

2007年12月24日 | 美術展・本
・・・・続き

[映画・本]に比べて美術展はヒット多し(あくまで私基準)
「書のデザイン」出光美術館  西行さんの書は痛快。
「悠久の美」「マーオリの楽園」 
「肉筆浮世絵展」出光美術館 前期・後期 
 雪中太夫歩行図
 花見図
「アンリ・カルティエ・ブレッソン 知られざる全貌」
「ロシアの至宝展」「インカ・マヤ・アスカ展」「トプカプ宮殿の至宝展」
「世界の刺繍展」「安宅栄一の眼」「鳥獣人物戯画展」
他、大倉集古館、大原美術館の陶芸館常設展、上野のシャガールもいい見せ方だったし、フィラデルフィア展も・・・。割愛して以上だけUP。

浮世絵の肉筆は色が鮮やかでとても美しく何度でも観たい「お出かけ」といったらほとんど目的地は美術館。閑散とした美術館にいるときが至福の時なんである。が、今はいつ何処に行っても人が多い{/hiyo_shock2/
 
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今年の蛍光マークは・・・・

2007年12月24日 | 映画
ここ数年、「観た」「読んだ」映画・美術展・本の内容/感想をノートに乱雑に書き留めている。1年の終わりに丁度ノートも最終ページくらいになる。
その中で、私にとってのヒット作を蛍光ペンで☆印で派手にマークしてある。
今年のは・・・
映画編 一番印象に強く残った作品は「善き人のためのソナタ」。
 ラストが見事。けして劇的なラストではない。が、書店で一冊の本を見つめる目、本を確認する手、その本を手にとりどこか誇らしげにレジに向かう所作。あなたの良心がなければその本は生まれていなかった。

他の☆印作品2007/1月~12月(ほとんど旧作です↓)
「Dearフランキー」「奇跡の山」→NHKドキュメンタリー 「スパングリッシュ」「エターナルサンシャイン」「パリ空港の人々」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「ムッシュ・カステラの恋」「アフガン零年」「マンダレイ」「時をかける少女ーアニメ編ー」「家族の気分」「堕天使のパスポート」「西洋鏡」「恐怖の向こう側」「マグノリア」→再再見 「幸せな孤独」「孔雀 我が家の風景」「こわれゆく世界の中で」「クィーン」「あるスキャンダルの覚書」「ヴェロニカゲリン」「転々」「オン・ザ・ムーン」

好きな作品は3~4本に1本あるかないかだが、その1本に出会った喜びは何ものにも代えがたい。その1本の中には120分の中のわずか数分或いは数秒のシーンだったりするのだが・・そんな積み重ねが気持ちよい。
今年前半はアニエス・ジャウィ(監督・脚本・女優をこなす)に夢中になり、
画像はムッシュ・カステラの恋より
後半はケイト・ブランシェット↓が気になった。
この人、不思議な魅力があって飽きない!飽きないという個性は強い!



蛍光マークがついた作品
「クライマーズハイ」横山秀夫 「悪女について」有吉佐和子 「平成マシンガンズ」三並夏「ブラフマンの埋葬」小川洋子「虚構の家」曽野綾子ー再読ー 「錦繍」宮元輝ー再読ー「思いわずらうことなく愉しく生きよ」江國香織「猫の客」平出隆 「袖のボタン」丸谷才一 「一瞬の風になれ」佐藤多佳子

「悪人正機」吉本隆明/糸井重里 「日本の医療が危ない」
今年は不作の年だった・・・というか、「読みたい」と思える本が少なく?旧作を本棚から取り出し読み直してみたりした。普段、読みたい本のリストを手帳に書きとめているのだけど、今年は余白がいっぱい。確か?沢木耕太郎さん(だったかな?)が、読む本がないとどこかで書いていたような気がする。作品の出来不出来ではなく「関心」が向かっていかない作品が多くて。その中で割合感情移入できた作品をアップしてみた。

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ひとり旅・・・寝台車で「当尾の里」へ

2007年12月09日 | 喜怒☆楽
先日、当尾の里へ出かけてきました


↑これサンライズ乗りたかったんです。寝台個室は清潔で快適。天窓を仰ぐかのようにを眺めながら深夜の疾走。倉敷着、大原美術館へ。こちらの陶芸館はかなり充実。大原美術館 

奈良へ・・・・
のごとくゆっくり歩きながら、そこに野仏があったら最高だな、という
キーワードでネット内を探していたら・・・当尾の里を見つけたのです。

雨に煙る肌寒い山里をてくてく歩いているものは他に誰一人なく、別世界です。
怖いくらいの静寂の中を歩いていると、黒澤映画のシーンが頭の中をよぎっていきます。観光客の賑わいの間隙を縫っての行程はこの場所では寂しすぎたかな。


上は「岩船寺」の鐘楼、下は浄瑠璃寺の山門です。岩船寺→浄瑠璃寺(約1時間)の間の山道に上↑の野仏が散在してます。まったく違和感なく山に野に溶け込んだその姿はなんとも長閑。 岩船寺は昔話で描かれたような山寺で、草花がボーボーと茂り(しかし荒れた様子ではなく)大らかな庭造りが私好み。こちらのお寺は全く思いがけな至福の出会いでした。
そうそう、雨で膝から下がずぶ濡れになっていたので、本堂に上がるときに靴下を脱いでいたら「寒くてお困りでしょう」と住職の奥様?が真新しい靴下を施して下さいました。感謝!! 浄瑠璃寺は名が知れてますのでコメント省きますが、写真どおりの風情のあるお寺です




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