違和感！

今では国民的イヴェントの一つとも言える正月恒例の「大学箱根駅伝」、今年も２日、３日と２日間にわたって行われた。私も、２日間テレビ観戦をしたのだが、何度かにわたって、聞くたびに違和感を覚える音声に接した。それは某大学、某監督が選手に発する「お前、男だろ！」という言葉である。その通りで、選手は全員男であって、女性は参加していない。そのような状況下で何度も発せられる言葉なので、このチームでは日常的に慣れ親しんでいる言葉なのであろう。中には、「あの言葉に励まされて力が出た！」などと言う選手もいるようだが、私には聞くたびに妙な違和感しか感じなかった。それは、昔風な体育会的な根性論というイメージである。もちろん、このチームは優秀であり、監督は名監督と言われる人なのかもしれないが、私には、「このチーム、この監督は応援したくない！」と心に決める決め手となってしまった。