ホットケーキとフライパン

私のお菓子作り好きは母の影響なのですが

子供の頃、おもちゃのレンジでホットケーキが焼ける物が有って

今でも生キャラメルとか色々作るおもちゃありますよね

欲しくて仕方なかったのですが

母がそのおもちゃを見て、これは本当にできるの？とか色々検討

最終的に、何故それが欲しいのか？と聞かれたのを今でも鮮明に覚えています

『自分でホットケーキを作りたいの！！』と言ったら

じゃあ、本物のフライパンを買ってあげるから

お母さんとつくりましょうと

その時買って貰ったフライパンが今でも現役なのです

今でも私の宝物

鉄製で直径16センチ（底の直径は10センチ）

子供でも重たくなく使える物でした

実際にレンジの火で、母に手伝ってもらいながら初めて作った

ホットケーキ、この時の感動が忘れられず今でもホットケーキを焼くと

あの時の気持ちが蘇ります

テフロン加工ではなく、鉄製のフライパンを買ってくれたところに

母のこだわりがあるのです

勿論テフロン加工のフライパンも使いますが

ホットケーキは断然違いが出るのです

以前この話を職場でしたら、鉄のフライパンなんて古臭い！！とある先輩から

一蹴されましたが・・・・・

では実際にやってみようと、ちょうど同じくらいの直径のティファールがあるので

同時に2枚焼いて、夫に黙って出してみたら

『あれ？これなんで味が違うの？』と

そうなのです、鉄の方がじんわりと熱が伝わって中側はふわっと

外側はパリッと焼きあがるのですよ

新しい道具や外国の物も手に入る昨今ですが

自分の生活スタイルに合った物を、吟味して取り入れたい私

南部の鉄製のもう一回り大きいフライパンが欲しいナオスケです


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