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読書感想「プリンス オフィシャルディスク・コンプリートガイド」

2022-08-07 00:58:00 | 日記
『プリンス オフィシャルディスク・コンプリートガイド 』
KID (著)
星海社新書
<内容>
公式発表全作品レビューから辿る、プリンスの偉業

まずは今でも印象的な、プリンスの言葉を↓
「俺の歌は、いろんな解釈ができるように作ってあるんだ。全く理解できない人も、いると思うよ」

6月に出版されたプリンス関連本3冊のうち、最後に読んだけど実は未だに読み進められない本です。

まずはいいところから。
やはり文章が読みやすくて、それなりにデータが詰まった、でも新書サイズで通勤のお供に手頃なコンパクトさ、軽さ。
マーケティング至上主義の価値観から見れば、各ジャンル別の Amazon売り上げランキングで1、2位を争うほどのセールスは、文句なしの成功作と言えるでしょう。
やはり著者のKIDさんの長年の経験を活かした知識量、そしてファンサイト目線や人柄からくるユーザーへの配慮は、ただ尊敬のひと言です。

それでは、どうして読み進める気が起きないのか?
文章の表現が単調(例えばゴスペル調の歌は何でも「荘厳」)な事や、あとは曲目が番号で表示されているからスーパーデラックス版は覚えていないためにいちいち曲名を参照しなければならない、しかもその字が細かくて若くない読者にはキツい…などのマイナス面は確かにあります。
1番の要因は個人的な主観ですが内容に、それほど興味がわかないからだと思います。
やっぱり読み物としては、もっと人間臭いのがいいなと思って、普段は読まずにデータベースとして調べる時だけ開こうか?と私の場合はなりがちな本です。
例えば未だに謎だけどプリンスとデヴィッド・ボウイが1度だけ邂逅したのはいつなのか?あとプリンスとリック・ジェームスとティーナ・マリーとジル・ジョーンズの四角関係(?)について、またはバックバンド「ザ・レヴォリューション」の解散の理由(個人的にはプリンスのかつての配下、ジャム&ルイスがプロデュースしたジャネット・ジャクソン「コントロール」に衝撃を受けたのでは?と思ってます)や、プリンスと黒人コミュニティの関係やバックにある宗教観…などなど人間臭い独自研究ばかり目が行ってしまって、細かいデータベースなどは半分どうでも良くなってしまうのが正直な気持ちです。
なのでごめんなさい🙇‍♂️全然感想文にも何にもなっていない文になっていますが、やはり自分は一般人であってマニアではないんだなぁと思ってしまいました。


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