ナオスミンの雑記

2009年9月14日より、四年半使用し続けた、グリチルリチン酸配合のATPリピットゲルを中止。リバウンド体験中。

アトピーと脱保湿

2012年04月04日 18時23分10秒 | アトピーに対する考え

またまた脱保湿について思うこと。

 

私はある予防接種を受けてから、毎年冬になると右肘のところに直径5センチくらいの円形のアトピーが中学生になる頃まで出ました。

 

このアトピーは初夏を迎えるころには毎年自然に治っておりました。

 

その時、子供ながらになにか塗れば治るのではないかと、オロナイン軟膏や紫雲膏のようなベタベタした漢方系の塗り薬を塗ったりしていたのですが、何を塗っても全く効かず、ブツブツがつながって、円形に盛り上がり、そこを掻くと汁がダラダラ出る事を繰り返しておりました。

 

そして、掻くたびにそこに出来ていた薄いかさぶたのようなものは剥がれ落ち、またかさぶたのようなものが出来ました。

 

その時のことを考えると、ステロイド剤も抗炎症剤も使ったことのない、純粋なアトピーには、保湿をしようがしまいが、アトピーは治らないのです。

 

おそらく、当時の子供時代の自分のアトピーにワセリンを塗ったとしても、治ったりはしなかった事でしょう。

 

ただし、ガサガサが少しはマシになるかもしれませんが。

 

そして、言いたいのは、その当時の子供の私は、まったくもって、今でいう脱保湿状態だったわけです。

 

何を塗っても効かないのだから、何も塗らずに、痒けりゃ思いっきり掻いてました。

 

だから、脱保湿さえすればアトピーが治るわけじゃないと思います。

 

脱保湿で良くなるのは、抗炎症剤やステロイド剤で抑えられていた部分が良くなるだけで、元々のアトピーが治るわけではありません。

 

それに、脱保湿をする場合、皮をむいたり、掻いたりしてはならないようですが、それは難しいでしょう。

 

だって、あのアトピーの痒みは、気が狂いそうになるくらい痒いのだし、痒みがあるということはその部分に毒素がたまっているということであり、その毒素が無くなるまでアトピーは治らないのですから。

 

だったら、気持ちよく掻きたいし、アトピーが治らなくても、顔だけはワセリンほんの少しを塗って、ガサガサが少しは改善された方が良いんじゃないでしょうか。

 

アトピーというのは、脱ステロイド、脱保湿をすれば完治するというものではなく、時期が来れば治るというか、その部分の毒素が無くなると良くなるものなんじゃないでしょうか。

 

だからといって、ステロイド剤や抗炎症剤は、免疫力を下げるので、絶対に使用してはならないですが。

ステロイド剤や抗炎症剤など、炎症を抑え、免疫力を下げるような薬剤を使わなければ、やがて毒素は流れ、アトピーは治っていきます。

ワセリンや馬油、オリーブ油などをで保湿しても、保湿剤は使わなくても、治るときは治ると思います。

 

傷の治りを良くするワセリンなら、顔に傷があるときのみ使用しても良いんじゃないでしょうか。

 

おまけ

 

上の子も、2011年の1月から6月は手首や太ももにアトピーが出ました。

 

上の子は今までステロイド剤は三日間しか使用したことがありません。

 

それで、手足のアトピーにワセリンを塗っていたんですが、ガサガサが良くなるだけで、アトピーそのものは治りませんでした。

痒くなって掻いて、ワセリンを塗ってを繰り返してましたよ。

どんなにワセリンを塗っても、アトピーの部分は黒ずんで、シミのようになってました。

 

でも、やはり夏になったら治ってしまったのですけどね。

そのシミは今はだいぶ薄く目立たなくなってるようです。

 

ワセリンを塗っても塗らなくても、治る時は治るということですね。

 

 


脱保湿について

2012年04月04日 13時16分59秒 | アトピーに対する考え

私も、脱保湿をしなければ、アトピーは完治しないと思い、2009年の10月から、体にも顔にも何も塗らないで頑張りました。

 

ただし、顔は痒過ぎて我慢できずに、ウナクールを塗ってましたが。

 

体はガンガン掻きむしって、血を流して、良くなりましたが、顔は2011年の3月に痒くて爪を押しあてたりしたせいか、かなり悪化してしまいました。

 

それでもウナクールを塗って良くなるのを待ちましたが、頬全体から汁が出て、真っ赤になってしまい、なかなか良くならず、あきらめて、ドルマイシン軟膏を三日間塗り、サンホワイトを四日間くらい塗りつズけたら、良くなったのでした。

 

その後は、サンホワイトを三日間つけないとまた少し悪化したりしましたが、夏の間はサンホワイトをつけなくても大丈夫でした。

 

このように、グリチルリチン酸入りのゲルからの脱保湿で、1年5カ月たったというのに、掻くと悪化してしまったのです。

 

脱保湿をする場合、皮をむいてはいけない、できるだけ掻いてはいけない、というルールがありますが、そうすると、脱保湿が一旦成功したように見えても、掻けば悪化するような皮膚の状態では、アトピーは完治したとは言えません。

 

私は、アトピーが完治したと言える状態は、掻いてもブツブツが出たりただれたり、悪化したりしない状態だと思っています。

 

脱保湿をしても、掻いたらまた悪化するということは、その部分にまだまだ老廃物がたまっている証拠であり、その老廃物がある限り、アトピーは治ってないのだと思います。

 

皮膚科医は皮膚のことばかり見て、皮膚の状態が良くなればアトピーは治ったと言いますが、私は皮膚を流れる血液やリンパ液が綺麗にならなければアトピーは治らないと思っています。

 

なので、脱保湿には賛成しますが、一番重要なのはアトピーの部分の血液やリンパの流れを良くし、老廃物を流してやることだと思っています。

 

脱保湿すれば、皮膚が乾燥し、ちょっと掻けば切れて痛みます。

だから、そんな状態の肌をマッサージしたり掻いたりするのは、痛くてかなわないでしょう。

 

でも、サンホワイトを少し塗ったりしておくと、掻いてもさほど悪化しないし、マッサージしても大丈夫なのです。

 

もちろん、脱保湿しながら思い切り掻いた方が、早く良くなるとは思いますが。

 

でも、口角炎が出来た時や、鼻の穴が切れたりしたときは、ワセリンを塗っておくと治りが早いのです。

塗らずに乾燥させたままにしておくと、痛いしなかなか治りません。

 

手のひび割れにも、カットばんを巻いたり、ワセリンを塗った方が早く治りますし。

 

保湿療法といって、傷を治すには乾燥させるのではなく保湿した方が良いという意見もあります。

 

だから、ワセリンは掻いて傷を作ってしまった時だけ使用して、傷が治ったら使用しないのがいいと思います。

 

最近頬をボリボリ掻いてますので、悪化しないように、毎晩サンホワイトを赤くなった部分に薄く塗って寝てますが、予防的に塗るのはやめようと思います。

 

明らかに傷がある時だけ、サンホワイトを塗ろうと思います。

 

それから、サンホワイトは傷の部分だけに、麺棒で薄く塗ろうと思います。

サンホワイトも、段々と使わないようにしていかなくてはならないと思っています。