ナオスミンの雑記

2009年9月14日より、四年半使用し続けた、グリチルリチン酸配合のATPリピットゲルを中止。リバウンド体験中。

アトピーとの戦い

2009年11月04日 10時46分35秒 | 自己紹介

二人目の子は、生まれてすぐにアトピーになり、全身ぐちゃぐちゃに汁が出たりしておりましたが、ステロイド剤はほとんど使わずにおりました。
しかし、4歳の時、顔がちょっと悪化してしまったため、医者に行ったらロコイド軟膏を処方され、それを半年使い続けて、効かなくなってしまいました。

どんなにロコイドを塗っても、どんどん顔は悪化するばかり。
他の医者に連れてったら、
「なんで、きちんと医者にかからないんだ。だから治らないんだ。この子は、重症だから、アトピーは治らない。一生付き合っていかなくてはならない。」
と突き放されました。

別の医者に連れて行ったら、顔から全身にリンデロンを塗られ、全身包帯でぐるぐる巻きにされ、医者からこう言われました。
「もし、これでアトピーが良くならなかったら入院だからね。」
私はがっかりして、子供を家に連れて帰り、お風呂で塗られたステロイド剤を石鹸で洗い落し、2度とその医者には連れていきれませんでした。

もう、どの皮膚科にも、連れて行きたくありませんでした。
ただ、感染症が怖いので、感染しているように思うときは、以前小児科からもらっておいた抗生物質を飲ませたりしてました。
とにかく清潔が一番と、お風呂には1日2回入れて消毒したりして頑張りましたら、3ヶ月くらいで全身がほとんど綺麗になってしまいました。


上の子は、高校生の時、突然アトピーになり、顔から汁が出て、皮がボロボロはがれてきて、湿疹は体の方にも広がりものすごい状態になりました。
もちろん、学校には行けません。
学校の先生に言われました。
「こんなにひどいのに、なぜ、入院させないのですか?入院すればすぐに良くなるのに」
人事だと思って、よくもそんなことが言えたものです。
入院すれば、ステロイド治療しかないのです。
そんなことをして、子供の一生を棒に振るわけにはいきません。

でも、上の子のアトピーはなかなか治らず、子供も学校を休み、引き籠る日々が続きました。
それでも、アトピーを発症して3か月が過ぎたころから、パッと見、少しニキビが出てるくらいに回復しましたが、以前の卵肌には戻れず、高校生という多感な年ごろのためか、学校にはなかなか行こうとしませんでした。
行けば行けたのに、それができなかったのは、子供にも責任がありますが、休めば休むほど、学校には行けなくなるし、みんなが好奇の目で見るので、よほど精神力を強く持っていかないと、学校には行けません。

そういうわけで、子供は1年遅れで別の学校に転校となってしまいましたが、ステロイド剤を使わなかったおかげで、今ではアトピーはほとんど治り、友達とどこにでも出かけていきます。

アトピーの子供を持ち、皮膚科にも連れて行かず、ひどい状態にさせておけば、周りのお母さんから白い目で見られたり、噂されたり、学校の先生からも医者に行くように勧められたり、義母や義父にまで医者に連れていくように強要されたりします。
親戚の人たちからも、さんざん嫌味を言われました。
「あんた、馬鹿じゃないのか」って。

一番ひどいのは皮膚科の先生です。
「こんなにひどい状態にしたのは、お母さんが悪いからです。」
と、はっきり言い切ります。

でも、負けてはなりません。
子供を守るためには、人からなんと言われようと、馬鹿と言われようと、絶対にステロイド剤を使ってはならないのです。
使えば、後々、子供が苦しむことになるからです。

アトピーは、何も塗らないで、清潔にしておけば、日にちはかかりますが、必ず良くなっていくものだからです。


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