奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

馬見丘陵公園 古墳と鳥と

2021-11-10 20:32:18 | 奈良散策
奈良散策 第275弾


昨日の続きで、11月5日午前中に家族と馬見丘陵公園に行った時の写真です。この日はコキアのその後と古墳を見に行きました。昨日は秋色になったコキアを見たり、北今市古墳群の石棺を見たりしたときの写真だったのですが、今日はその続きで南エリアに行ったときの写真を出します。





カリヨンの丘から南エリアに渡る歩道橋の上からみると、平らな丘の上に埴輪が並んでいるのが見えました。近くに行ってみると、これは「古墳状の高まり」と呼ばれているところで、船形埴輪や円筒棺が発掘されたようです。これについては次の記事に載っていました。この高まりは久保松塚古墳とも呼ばれていて、後で出てくる巣山古墳と同時期の4世紀終わりの古墳のようです。

東影悠、「巣山古墳外堤北出土の船形埴輪」、青陵 No.156 (2019).(ここからpdfを直接ダウンロードできます)



ここには背の低いコスモスがいっぱい植えられていました。







その丘に寝っ転がっていると、近くの木にビンズイが止まりました。寝ながら撮った写真です。



キノコはよく分かりません。



池にマガモがいました。



この辺りの古墳を説明した看板です。まさに古墳だらけです。馬見丘陵公園を含み、この辺り一帯の古墳を馬見古墳群と呼んでいるようです。



これは三吉3号墳で5世紀終わりに造られた帆立貝式古墳です。



そして、この辺りで最大の巣山古墳を横から見たところですが、あまりに大きくて、私の広角でもはみ出してしまいました。巣山古墳は4世紀終わりに造られた前方後円墳です。



縁を見ると丸くなっているのが分かります。こちらが後円側です。



途中には橋のようなものも見られました。



巣山古墳を見たので、帰ることにしました。これはキンモクセイ





南エリアから北側に渡る歩道橋がまさに佐味田狐塚古墳の上を通っていました。道路を通すので、古墳が真っ二つになっています。この古墳は5世紀初めに造られた帆立貝式古墳だそうです。



これはツワブキ





そして、カリヨンの丘に戻ってきました。コキアはこんな風に枯葉色と赤色が途中で綺麗に分かれていました。

雑談)昨日、今日は天気が悪かったので、写真撮影には行きませんでした。その代わり、過去のブログに出した写真をデータベースに入力する作業をしました。しばらくやっていなかったのでだいぶ溜まっていて、今日は9月20日までの分を入力しました。