奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

午後の散歩 佐保川土手、ため池巡り

2022-02-04 21:19:18 | 奈良散策
奈良散策 第354弾


昨日の午後、ちょっと遠出をしてみました。というのは、腰痛が治まってきたようなので、佐保川土手を歩いていたら、つい遠くまで歩くことになってしまいました。でも、今のところ大丈夫みたいです。帰りは土手を歩かず、ため池を巡ってみました。その時に撮った写真です。







この日は蟹川水門辺りから歩き始めました。水門の辺りにオカヨシガモがいました。いつもため池では見ているのですが、この辺では初めてだったかな。



佐保川土手を歩き始めてすぐのときに見つけたジョウビタキです。



畑にはハシボソガラスが2,30羽止まっていました。そのうちの1羽です。











土手ではホオジロが飛び回っていました。



さらに下流に向かって歩いていたら、マガモがいました。





ヒドリガモがたくさんいて、皆、川に向かって歩いていました。





この辺り、ヒドリガモも多いのですが、マガモもいっぱいいます。





さらに歩いていると、中州にタシギがいるのが見えました。これはバッチリ撮れるぞと思って近づきました。







見ると、全部で4羽もいました。



タシギはいつも動かない姿ばかりだったので、この日は餌を探しているところが撮れてよかったです。





さらに下流に行ってみると、カモがいっぱいいました。これはヨシガモです。



そして、これはオカヨシガモ



オオバンが群れで陸地に上がっていました。それにつられてヒドリガモも上がっています。



佐保川土手の右岸は量川が分岐するところで行き止まりになっています。それで、今度は量川沿いを歩いて、その後、北上することにしました。途中で小原池というため池があります。前にもミコアイサがいたので覗いてみると、この日も2羽だけいました。でも、こんな格好でまったく動きません。



遠くでハシビロガモが群れになって回っていました。



さらに歩いていたら、今度は田んぼの畔にタシギがいました。この日はこれで5羽目です。



そして、本庄池に行ってみました。この間は工事中だったのですが、もう「水上ソーラー」が一面に設置されていました。先日、再エネ関係の先生にお話をお聞きする機会があったのですが、こうやって作られているソーラー発電のほとんどは東京の資本だという話でした。本庄池にも看板が立っていたのですが、ここも、東京の会社が発注者になっていました。

雑談1)コロナ感染拡大が早くピークアウトしないかと思って、この間から毎日、実効再生産数を計算しているのですが、今日は1.12となって前日(1.05)より少し増えてしまいました。1を下回るとピークアウトなのですが、なかなか減りませんね。

雑談2)この間から、最近の論文を読んで、オミクロン株の特徴を調べているのですが、デルタ株ではスパイクタンパク質をTMPRSS2というセリンプロテアーゼで開裂し、それをきっかけにウイルスのエンベロープと細胞膜が融合して、ウイルスは細胞内に侵入します。ところが、オミクロン株ではTMPRSS2が効かないので、膜融合ができず、細胞の食作用により取り込まれます。そのため、オミクロン株の方が感染に8~10時間ほど時間がかかってしまいます。さらに、デルタ株ではスパイクタンパク質を介して、隣り合う細胞同士が融合して感染を広げるという過程が起きるのですが、オミクロン株では細胞同士の融合も起きません。ということで、論文で見る限りはオミクロン株の方が感染力が大きいという理由が少なくとも細胞レベルでは見つかりません。不思議ですね。ところで、TMPRSS2という酵素は気道や肺に多いので、デルタ株では重度の肺炎が頻発したのですが、オミクロン株は特に肺に限定して感染するわけではなく、ACE2という受容体さえあれば、全身どこにでも感染してしまいます。従って、肺炎は起こしていないが、体のもともと弱い部分が感染により悪化するということが起きているのでしょう。つまり、ECMOや人工呼吸器の使用の有無で重症かどうかを判断してはいけないことになります。