奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

2021年で気になった生き物6選

2022-01-01 19:54:38 | 記録
昨年1月末に大和郡山に引っ越してきてから、散歩のついでに生き物の撮影を始めたのですが、気になった生き物をいくつか選んで出してみます。



最初はタウナギ(撮影2021/03/29)。養魚池の横の畦道にいたのですが、最初、何だかまったく分かりませんでした。それで、ブログに出したら、タウナギだと教えていただきました。調べてみると、タウナギ科の魚で、20世紀初めに奈良県の人が朝鮮半島から持ち込んだのが始まりだそうです。その後、田んぼや川を伝って広がり、今では西日本に広く分布しているようです。頬の皮膚を介した空気呼吸をするので、田んぼの土の中で何か月も生きるようです。金魚を食べたり、田んぼの畔に穴をあけたりと被害が出ているようです。詳しくはこちら



これはカブトエビ(撮影2021/06/10)。田んぼに水が入った6月初めから1か月ほど田んぼの中で見つかりました。カブトガニをうんと小さくしたような恰好で田んぼに張られた水の中を泳いでいました。カブトエビにも何種かいるのですが、調べてみると、アジアカブトエビではないかと思いました。詳しくはこちら



これはカイエビです(撮影2021/06/17)。こんな姿で泳いでいるので、シュモクザメに似た生き物かなと思っていたのですが、実は2匹がくっついていたのでした。貝殻の中にエビが潜んでいるような姿なのですが、もともとこんな格好をしています。これにも種類があるようなのですが、まだ調べていません。撮ったときのブログはこちら



それからジャンボタニシです(撮影2021/07/18)。正式にはスクミリンゴガイといって、タニシとは関係ないようです。大和郡山の田んぼのあちこちで見ることができました。卵は鮮やかな赤色をしていますが、これは警戒色で、神経毒が含まれるようです。稲刈りのときに茎についた卵をどうするのかなと思っていたのですが、気にしないでそのまま機械で刈っていました。撮ったときのブログはこちら



気になる生き物というわけでもないのですが、哺乳類の写真も出しておきます。これはイタチです(撮影2021/07/17)。畑でも、川の土手でも、民家の間でも、あちこちで見ることができました。すぐに逃げてしまうので、写真がうまく撮れないのですが、写真のイタチはこちら向かってやってきたので、顔を撮ることができました。たぶん、チョウセンイタチだと思っていますが、どうだか分かりません。撮ったときのブログはこちら



最後はヌートリアです(撮影2021/02/13)。こちらに来て初めて佐保川土手に行ったときに見つけました。それ以後はあまり見かけていません。


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