奈良散策 第547弾
8月15日に奈良県でも大文字焼きが見られました。8月16日は稗田環濠にある賣太神社で阿礼祭が開かれました。あまりいい写真ではないのですが、記録のために出しておきます。
京都の大文字焼きはお盆の精霊を送る伝統行事で8月16日に行われますが、奈良県では15日に戦没者慰霊と世界平和を祈るために行われます。大文字焼きは高円山中腹で点灯されるのですが、大和郡山市からも見ることができました。
8月16日には稗田環濠集落にある賣太神社で阿礼祭が開かれるというので行ってみました。
稗田環濠集落はこんなお濠で囲まれた集落です。環濠自体は古くは弥生時代からあったものだそうですが、現在のような形状になったのは15世紀ころで、戦国時代には城砦的な意味もあったようです。
この集落の端に賣太神社があります。稗田は古事記を編纂した稗田阿礼の出身地として知られています。それで、昭和の初めから稗田阿礼を讃える阿礼祭が毎年8月16日に行われています。コロナでしばらく中止になっていたのですが、今年は3年ぶりの開催となりました。
10時ごろに神社に着いて境内に入ってみると、列ができていました。招待客なのでしょうね。その周りには50人ほどの見物客が来ていました。
最初に神主さんと巫女さんによるお祓いがありました。
そして、4人の巫女さんによる稗田舞が始まりました。
優雅な舞が10数分続きました。
最後に市長さんの挨拶があり、今年はこれで終わりになりました。
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