奈良散策 第124弾
6月11日朝も散歩に出かけました。7時前に家を出る散歩ももうすっかり習慣になってしまいました。
この日はまず田んぼを覗いてみました。カイエビが多数泳いでいます。前日の実験で、水の中の虫の接写の撮り方がだいたい分かったので、田んぼの畔に跪いて撮ってみました。連結しているカイエビがうまく撮れました。
こちらは別のカイエビです。カイエビにもいろいろな種類があるようで、名前まではまだ分かりません。
これはケシカタビロアメンボの仲間です。「日本産水生昆虫第二版」を見ると、たくさん標本写真が出ているのですが、やはりどれだか分かりません。
この貝はなんでしょうね。こんな格好で浮いていられるのが何か不思議です。(追記2021/06/17:uni2さんから、「殻がこの形で、軟体が黒っぽく、触角が細長いのはサカマキガイでしょう。ウミウシや小型巻き貝の中には水面にぶら下がって移動する種がいます。わりと見かけるので、足をどう動かして進むのかじっくり観察したことはないです。地を匍匐するのと同じ足の動かせ方で水面を進んでいるのか?今度見てみようと思います。」というコメントをいただきました。貝の名前が分かるなんてすごいですね。私は貝はほとんど分かりません。どうもありがとうございました。水にこんな形の貝が浮かんでいるのは何か不思議な感じがしました。私も今度観察してみます)
これはたぶん、半翅目ミズムシ科ミズムシ亜科のミズムシではないかと思います。これも「日本産水生昆虫第二版」に出ていました。前胸背板の黒色横帯が10本なので、原名亜種 Hesperocorixa distanti distantiかなと思いました。
田んぼを離れてぶらぶらと歩きました。これはショウジョウトンボです。♀だと思ったのですが、尾端が♂の構造なので、若い♂なのかな。
最近、鳥も虫もあまり新たな種が見つからないので、植物をいろいろと写すことにしました。作物も栽培種も植物なので、写してみます。これはナス。
そして、キウリ。
それから、ピーマン。
こちらはクチナシ。探せばいろいろありますね。
用水路の壁に羽化したてと思われるシオカラトンボが止まりました。翅がぴかぴか光っています。
そして、これはヒカゲチョウ。
神社の掲示板に「全国金魚すくい選手権大会」のポスターが貼ってありました。目指せ「金」魚メダルには笑っちゃいますね。
最後は畑に咲いていた花でたぶん、アマリリス。
雑談)今日もイネ科の検索をしてみました。たぶん、タチスズメノヒエ。イネ科もだいぶ慣れてきました。長田武正、「日本イネ科植物図譜」、この本は素晴らしいですね。丁寧な手書きの図に加えて、同定のポイントが一種ずつ書かれているので、大変分かりやすいです。
ウミウシや小型巻き貝の中には水面にぶら下がって移動する種がいます。わりと見かけるので、足をどう動かして進むのかじっくり観察したことはないです。地を匍匐するのと同じ足の動かせ方で水面を進んでいるのか?今度見てみようと思います。
貝の名前が分かるなんてすごいですね。私は貝はほとんど分かりません。どうもありがとうございました。水にこんな形の貝が浮かんでいるのは何か不思議な感じがしました。私も今度観察してみます。
ホームページも拝見させていただきました。大変充実しているので驚きました。なんでもかんでも調べようなんて無謀なことをしているのは私だけかと思っていたのですが、淡路にそんな方がおられたので、大変心強く思いました。これからもよろしくお願い致します。