奈良散策 第155弾
7月20日朝の散歩のときに撮った写真です。最近は朝早くでも暑くて、鳥はいないし、虫もいないし、花も咲いていないので、歩いていてもそれほど惹かれるものがありません。しかも、最近、胸の筋肉が痛いので、カメラ1台だけを持っていくので、望遠系を持っていくと、近くの花や虫は撮れないし、接写系を持っていくと遠くのものが撮れないしと、持っていくカメラによって撮る対象が決まってしまいます。それで、だいぶ前にNIKON P950用にと思って、口径67mm、焦点距離10 cm~1 mの4枚組のクローズアップレンズを買っていました。一度、試してみようと思って、この日は焦点距離1 mの一枚だけを持って、佐保川土手に行ってみました。
最初はショウリョウバッタで、これはマンションの廊下で見つけました。
ちょうどアオモンイトトンボがいたので、クローズアップレンズを取り付け、ズームを望遠側にして撮ってみました。距離をうまく取らないとAFがなかなか利かないのですが、何とか焦点を合わせて撮ったのがこの写真です。ややシャープさが足りない感じですが、とりあえず撮れるようです。
これはシロバナサクラタデの花です。これはうまく撮れました。
そして、これはイチモンジセセリ。ややぼやっとした感じで撮れています。
この辺から、どれがレンズを取り付けた写真なのか分からなくなりました。これはメマツヨイグサか、アレチマツヨイグサ。これはたぶん、レンズをつけていないと思います。
そして、これはこの間もいたトモンハナバチ。
ショウリョウバッタもいました。
このイチモンジセセリはたぶん、レンズをつけて撮ったのかな。
最後は実がなっていたので撮りました。3本の脈がはっきりして、また、葉の先端側に鋸歯があるので、これはエノキだと思われます。
雑談)もともとNIKON P950はズーム最大での最短撮影距離が5 mもあるので、近くの虫や花を撮ろうとすると、結構、離れないと撮ることができません。そうすると、結局、小さくなってしまいます。この点を改良しようと思って、クローズアップレンズの焦点距離 1 mというのを取り付けてみました。クローズアップレンズは虫メガネと同じ原理なので、焦点距離以内に撮影対象を持ってくると写すことができ、従って、撮影倍率も上がります。実際、撮影してみると、確かにその通りで、ズーム最大でも近くで撮影ができます。撮れた写真はいまいちはっきりしなくて、ぼやぼやした感じでした。普段、接写をするときには、焦点深度を増やすために絞りを絞って撮影しています。絞りを絞ると当然暗くなるので、光量を稼ぐために内蔵フラッシュを炊きます。そうすると、今度は影が出てしまうので、できるだけ自然光に近い状態にするために、「影とり」を置いて拡散光にしてから撮影しています。たぶん、P950でも、同じようなことをしないとシャープに撮れないのではと思っています。
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