なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

これが、ゴールドシップだ!!

2015年05月03日 22時00分19秒 | 競馬
雨の長崎で、パンパン良馬場の淀を恨めしく思った。
この雨が、淀のゴールドシップに届けばいいのに、と。

力を信じているはずのなりとろでさえ、高速馬場の恐怖に怯えていたのです。

ゲートを頑なに嫌がるシップを見て、走りたくないのか?まさか、走ったら怪我をすると言う暗示なのか?と、悪い予感までした。

スタート、五分に出るが、二の脚が遅い。
いつもの事。
珍しく典騎手が手綱をシゴくが動かない。

ああ、今日のシップは走るのが嫌なんだ……。
少しガッカリした。

が、一周目のホームストレッチ。
典騎手の手が少し動き、ポジションを少し上げる。

お?
今日の典騎手は積極的な騎乗だ。
これはもしかすると!?
向こう正面でポジションをさらに上げると思いきや、再び手が動いたのは3コーナーの登り!
ムチまで打ってる!?

一番しんどいところでスパート!?
普通なら考えられないが、ゴールドシップは普通の馬とは違う!
ここで勝ちを確信したなりとろだったが、カレンミロティックの抵抗には肝を冷やした。

先頭に立って安心していたら、何とフェイムゲームが飛んできた!!
ゴール前はアタマ差!
惜しかった!!

過去2年のゴルシ敗戦は、やはり仕掛け遅れがかなりの誤算だった。
高速馬場がどうとかではなくて、単に、キレ負けしていただけだった。
今日のように、早めにポジション上げて、ライバルになし崩しに足を使わせる戦法を取りさえすれば、馬場云々ではなく強いのだ。
ステイゴールド産駒は、そういうタイプが多いのに、みんな間違った…馬に合わない戦法を選んでいたのだ。

今日の、ハチャメチャに見える戦法こそが、ゴールドシップの、シップによる、シップのための競馬なのだ。
だから、今日の競馬は大いに溜飲が下がる結果だった。
ありがとう、典騎手!
凱旋門の時もこうなら文句なかったのにね。
今日は素直にお礼を言いますけど。。。


フェイムゲームはホントに惜しかった。
やっぱりこの子もディクタス系。
スタミナお化けなのだ。

よく頑張ってはいるが、やはり仕掛けが遅過ぎる。
前が詰まったのは不運だったが、詰まるような場所で競馬するのが、そもそもの間違い。
力を信じて、少しずつポジションを上げて欲しかった。

しかし、今日はワンツーフィニッシュで素晴らしかった。
全てが上手く行かないと勝てないのが
G1。
紙一重の差で、今日はゴールドシップが上回ったのだ。

足元が大丈夫なら、この2頭は宝塚記念で再戦する。
またスタミナ比べになれば、そういう展開に持ち込めば、ワンツーもあり得るだろう。

また、競馬が楽しみになってきた。


ブラックバゴの戸崎は下手でしたが。
コメント
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