電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

新型コロナ・ワクチン4回目を接種〜感染防止と生活

2022年07月25日 06時00分35秒 | 健康
日曜の午後、新型コロナウィルスの4回目のワクチンを接種してきました。集団接種にもすっかり慣れて、スムーズに接種完了。モデルナ製です。インスタントコーヒーを買って帰宅。今回は副反応がどの程度あるか、記録してみました。

24日(土) 15時 36.5℃
24日(土) 21時 36.5℃
25日(日) 05時 36.2℃ 接種腕の痛み少々
25日(日) 10時 36.5℃ 接種腕の痛み少々、やや倦怠感
25日(日) 18時 36.9℃ やや倦怠感

今のワクチンは、中国で流行し、遺伝子解析の結果が発表された初期型ウィルスの塩基配列に基づいて作られたmRNAのU(ウリジン)をU'(pseudウリジン)に変更し、作られたワクチンです。したがって、今のように感染を繰り返すうちに多くの変異が重なったタイプでは、初期型ワクチンの感染防止効果は低下するのでしょう。原理的に、変異型ウィルスの遺伝情報に対応したmRNAワクチンを使えば対処できることは確かですが、それを大量に製造し全世界に供給する態勢が作れるかどうかなのでしょう。

とはいえ、少数のウィルス数ならば自然免疫でもある程度の対処はできるようですし、獲得免疫でも細胞性免疫は低下しないようで、重症化は避けられるとのことです。液性免疫で抗体量がしだいに低下することが避けられないのなら、多量のウィルスに曝露される機会を減らすことがより大事になるでしょう。これまでの経過を見ると、感染者数が増えるのは窓を締め切りエアコンに頼りがちな夏場と冬場のようですので、社会生活を維持しながら多数のウィルスにさらされる機会を減らすには、個人的にはマスクと換気、社会的には多くの人を狭い面積に集めようとする「大規模」発想からの脱却が大事になるみたい。イベント等の分散開催や、大部屋スタイルからテレワークへの移行などは、この文脈に位置づけられそうです。その意味では、集団接種も時間をずらし、動線を整理し、極力混み合う事態を避けているようで、なるほどと感心させられます。


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