当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

大洲城

2010年09月13日 | 日記
名城百選、次なる城を目指して大洲へ

大洲城の天守は、明治時代に老朽化により取り壊しされてしまいましたが(せっかく廃城免れたんですけどね)、大洲藩作事棟梁の家に残っていた天守模型や明治時代に撮影された写真などを基に、復元されたお城です。

まずは表側から(…て表現でいいのかな?市民会館横からです)坂を上がってくると、見えてきました大洲城
 
いいねぇいいねぇ


天守入口のあたりからの全体図。
左右の櫓は、解体修理を行ってはいますが、復元された天守とは違い、一応江戸時代から残っている建物です
外見からでは、天守と同じに綺麗にされているので、違いがわからないですが、中にはいると、使われている資材がまったく違うので(もう色からしてね)すぐにわかりますよ。


これは高欄櫓の屋根の骨組。
綺麗なアーチです

そしてこれが天守の中。

復元ならではなんだけど、もの凄い新築の家っぽい色でしょ?

でも、中の出来は素晴らしいです
復元って言っても、中までは完璧な再現していないものですが、ここは違う。
容赦なく忠実に復元されてるの。
だから真新しいくせに、ちゃんと階段が急だったりしちゃうんですよ。
上の階に行きづらかったりしちゃうんですよ。
あの徹底はすごい

中の展示も、他の再建城とかは、城の歴史は当たり前として、地域の博物館的要素があるんのに、ここはそういうのがないです。
現存天守みたいなノリ。
1階はさすがに展示ありますが、それも築城のジオラマだったり、屋根の復元の模型だったり、ちょっと他とは違う。


なんだか大工さんの技術を改めて感心しちゃいましたよ。
昔の技術の再現って大変なのに、あの忠実さはすごいwww

いや~なんかいつもと違う感心をつくづくさせられたお城でした

最後に肱川はさんで、緑地公園からの大洲城。

しかし3棟が見えるように撮影はできなかった…残念