当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

三徳山三佛寺★2

2011年09月15日 | 日記
三徳山の続きです

文殊堂からしばらくあがると、次に見えてくるのは地蔵堂。

こちらも文殊堂と同じく、堂内は入れませんが、縁側にあがることはできます。
文殊堂よりあがってきているので、景色はさらに絶景度up

ここでもまたのんびりしてしまいました
人少なかったんで一瞬だけ縁に腰かけてみたり。
近くの人に記念写真撮ってもらうのにやってみた
そしてこれやると、『綺麗~』思った後に『これ建てた人たち、どんな技と力の持ち主だったんだろう』思います。
冷静に景色と足元見ちゃうからかな
まだこれからもっとも謎なメインも待っていますが、すでにこの時点で『どう建てたの?』なりますよ

そして次は鐘楼堂。

この鐘、打ってもokです
もちろん並んで打ってきましたよ。山に木霊する音色の良い事
他の場所で聞いても、この鐘の音はよかったですね~
ちなみにここも建っている場所がすごい。
大岩だらけのとこなの。
鐘つくところに行くにも岩をよじのぼって、になります

この後は山道としてはラストスパートなんですが、馬ノ背・牛ノ背という、大岩が積まれたような場所を通って行きます
このあたりが一番事故が多いところみたいで「こっち側が通行禁止」って札もあったり…
別に柵とかあるわけじゃないから、本当にあぶないんですよ
足の長さも考えなきゃだしさぁ

まぁその岩道を越えると…
納経堂・観音堂・元結掛堂・不動堂が連続で立ち並び。

こんな風に岩の上に立ってたりと、小さいながらもすごい
一番びっくりは観音堂。

くりぬかれた岩山に埋まるように建っている
こんな場所で、その計算しつくした建物ってなんなの

岩にくっつけて建てているわけではないので後ろと横は通り道となっています。
昼間でも裏側は暗いので足元は注意を。

そしてここを抜けると…

出ました待ってました
国宝投入堂


スゴイです
役行者が投げ入れたとの伝説がある投入堂。

この位置のバランスどうなのよ
建て方も謎だけど、入り方もわからんちゅうーねん。
ま、もちろん観光客が入れはしませんが、それにしたってねぇ…住職さん入るわけっしょ?NHKで入った映像やったのだって見たことあるし。
でもどっから入っているのか見る限りさっぱりわからん。
そしてあの計算されつくした柱の置かれ方。岩の上だよ?“置いて”あるんだよ???
「僕が建てました」言われるより「僕が投げ入れました」言われる方がしっくりくるもん。
伝説ができるのもよくわかるわ…

で撮りまくった後は携帯でも撮って御利益ありそうな壁紙もゲット。
それでもなんかここを離れがたくなる、謎いっぱいの魅力。

後ろ髪ひかれながらもさすがにそろそろね…と下山開始。
行きの苦労とは違う、自分の足の短さをとってもよくわからせていただく苦労がありましたね…
とりあえずやたらのんびりの登山だったので、降り切ったら往復2時間近くかかってた
襷を返して、時間を記入して(入山時間と下山時間は必ず帳面に記載します)、やっと修行終了。

登って本当に良かったです
念願達成
あの投入堂は生で絶対見ていただきたい。映像じゃ伝わらない、凄さがありました
入れてよかったぁ