当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

信貴山朝護孫子寺

2012年05月10日 | 日記
信貴山に行ってきましたかれこれ10数年ぶり


相変わらず入り口では巨大な張子寅がお出迎えしてくれていました。
「世界一福寅」
以前来た時は阪神がセ優勝するかどうかって時だったから、応援の垂れ幕つけられていたっけなぁ(笑)


途中の通路。こんなん昔あったっけ????
これ、出口も寅の顔だった。どっちかしっぽにするべきなんじゃないのかなぁ…思ったけどお尻から入るみたいでそれも嫌か


本堂では戒壇巡りもできます(100円)
ここ、表現悪いですが、通常は人が溢れているわけではないので、リアル暗闇&静寂の戒壇です
途中に生まれ年の仏様がいらっしゃいますが、そこだけスポットライトあり。
そこから暗闇をしばらく進むと戒壇巡りの基本神様と繋がれる錠前に触れることができます
お祈りしたところで、ちょっと進むとすぐ出口。本当に最後にあるんですよ、ここの錠前…。
出てきたら、本堂でのお祈り時間?になったようで…。なんかお坊さん集まって来たなぁと思ったら派手な読経がはじまりました
お邪魔してもなんなのですぐ退散。

宝物館は本堂横にあるんですが、信貴山縁起絵巻もあって結構面白い。
ま、これはさすがにレプリカでしたが、この物語をじっくり読んだことなかったので、かなり面白かったです。
命蓮が神通力で鉢を山から投げ飛ばすと、長者が鉢に米を入れて返すって決まりがあったのに、長者が忘れて?返しそびれていたら、鉢が蔵ごと信貴山に向けて飛んで持っていっちゃったって言うなかなかとんでもないお話。
話ももちろんだけど、絵も面白いし、見応え抜群
しかしこの物語に徳は感じないんだけど…だって長者がたかられてるとしか思えんま、いっか(笑)

もちろん山の頂上にある空鉢護法堂にも行ってまいりました

いざ登山といっても20分くらい?で頂上つきます。


途中(ほぼ最後)に星祭り本尊さんがあります。
この真後ろに信貴山城(松永弾正が平蜘蛛の茶釜抱えて爆死したところ)の石碑もあるんで(よく見るとさりげなく写っています)城好きはぜひチェックを


ここでは大量の龍神が個々に祀られているんだけど、蛇も祀られています。2枚目の蛇は御参りで撫でる大切な蛇さま。
景色は山の上なだけあって最高でしたよ晴れていればもっと良いんだけどね

最後に“一億円”を咥えた寅。

俗物すぎな感じが潔くて個人的にはツボでした(笑)宝くじ買ってたら本気で願掛けしたくなるんだろうなぁ~