なるはや研究所

弊社なるはやライフサポートの業務(便利屋)と農業と日常を綴る。
なるはや的な思考と行動を研究~ほぼ月刊~更新日は中旬?

徳島県西部観光案内1、大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)。

2020-08-13 | 地元→徳島県西部観光+景色
この御時世で冠婚葬祭以外での、
県境を跨いでの移動には反対だけれど、
それでは観光業界が立ち行かないので、
47の各都道府県内での観光をもっと盛り上げるべき、


意外にも、地元の観光地って皆さんあんまり行かない、
だからこそ、今は全国民が地元の観光地に目を向けるべき、
なんだと思う今日この頃。


そんなわけで、今回は大歩危小歩危案内。
三好市山城町の西部に位置する峡谷、
徳島市からだと池田井川ICまで高速使えば1時間半、
下道だと2時間半で到着する(県東部の道は混むから+1時間)。


美しい景観と可愛らしい名称だけれど、
名前の由来は歩くだけで大小の危険を伴う場所の意味、
歩くと大きな危険がある方が大歩危でより危険だよ説と、
大股で歩くと危険と小股で歩いても危険の意味、
小股で歩いても危険な小歩危の方が危険だよ説とがある。
尚、この峡谷ができるまでに2億年位かかってるらしい。


川沿いに鉄道やアスファルト舗装の道路が整備されるまでは、
数多くの旅人や地元の人の命を奪った危険な峡谷、
特に江戸時代~明治時代にはここを通るなら、
身内と水杯を交わしていたという話も数多く残っている。
当然のように、道路工事の犠牲になって、
星になった作業関係者も多数いたらしい。


しかし現在は余裕で車や自転車で走行しながら観光できる。
道の駅からなら川辺に降りて遊歩道を歩きながら、
間近に峡谷を堪能することもできる。
ここにはお化け屋敷ならぬ、妖怪屋敷もあるから、
子供でも楽しめるだろうなと。


急流かつ川底が複雑な形状であるため、
ラフティングのコースとしては世界的に有名で、
新型コロナ騒動の前は日本中からだけではなく、
世界中からラフティングが趣味の人が集り、
賑わっていた…今はコロナ騒動で寂れているけれども。