ななを旦那さんにお願いして1泊で帰省した理由は、父の部下だった方が、
お線香をあげたいと言ってくれたから。
私に電話が来たのは半年くらい前なんです。
家に電話したら母が旅行中でいなくて、私にかかってきました。
その後も実家とはすれ違いになってしまったり、まだ現役で頑張ってる方ですからお忙しくなったりで、
立ち消えになりました。
でも、10月に私のところに電話があり、「よければ11月22日の17時頃に3人で行きたい」と。
お三方は同期入社。
父は家にも連れてきましたし、事あるごとに家でも名前が出ていたので相当期待していたと思います。
帰るためには少なくとも、22日は旦那さんに午後半休をとってもらわなければなりません。
さすがに21時とかまで帰れないようでは帰省は無理。
でも、旦那さんの仕事のピークは21日で終わってくれて、22日は午後半休(それでも会議で予定より遅くなったけど)
23日は出勤を1時間半、遅くしてもらいました。
これで実家に帰れます。
お三方と会うのは父のお葬式以来。
偶然でしたけど、23日は父の誕生日。それを意識したわけではないそうですが、すごいタイミングだな~と思いました。
短い時間でしたけど、いろいろお話をして、帰りに何か父に向って言っているのですが、よくわかりませんでした。
でも、どうやら父が会社や、飲みの席で言っていた口癖、というか物まね?だったみたいです。
そんなの聞いたこともないので驚きました。
会社での父のことは知らないことだらけ。
お葬式が終われば会社の方とも会うことはないと思っていたので、こうして来てくれたことはありがたいですし、
嬉しいですし、知らない父の一面が聞けたことは良かったなと思います。
でも、3回忌も終わって一応区切りがついてますから、もう父のことは忘れていただいていいかなと思います。
生きてるとき、何か楽しいことあった?と聞きたくなるんですけど、もう答えてくれません。
だけど、仕事してるとき、大変だったはずなんですけど、家にいるより、仕事しているときが
一番楽しかったのだろうなと思います。
楽しいとは思えなかったかもしれないけど、充実はしていたのかな。
なんか、あまりいい思い出のない父なんですけど、
こうやって亡くなった後も気にかけていただけるってなんなんだろう?
娘としては嬉しい気持ちもありますが、不思議です。