戦争を演じる北島角子さん、82歳の否戦の熱情がはじける舞台!県立図書館で資料を入手して帰る途中、やはり80代の北島さんの生の舞台を見ておきたいと思い立ち急いで沖縄大学に向かった。ぎりぎりのところで、彼女の紹介の冒頭のあいさつの時に滑り込みセ...
「日本人」も痛みと笑いがやってきた。戦の前にことばの戦いがあった沖縄である。柔らかい語りの中から滲んでくる歴史のありか、が、ぐさっとやってくるのである。それは何だろう。
上からの下からの同化があり異化がある。生きていくために世俗的に
なって生きざるを得ない生きる戦いの波間で、多くのドラマがやってくる。
一人ひとりの物語が語られるのを待っている。自ら語りだそう。