志情(しなさき)の海へ

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秋の味覚と香り、ダントツはシークワーサー!

2024-11-03 00:47:00 | 日々の記録・備忘録
旬の蜜柑がスーパーに並んでいる。地元産のカーブチーも並んでいる。
シークワーサー、クガニはまだ見えない。しかし、そろそろだろうか。
 3年ほど前から幾分実をつけてきた、小さな菜園の真ん中で大きくなった我が家のシークワーサーの木は、なかなか花が咲き実をつける様子が見られず、根元から伐採しようか、と思いつつ数年がたった頃、ポツリと白い花が咲き始めた。
 そして実が幾分多くなったかと思うや、カミキリムシにすでに襲われていた。
 よくよく見ると、根元から3つに別れた枝の一つは、すっかり彼らに食い荒らされ、まもなく幹も腐って枯れていった。
 残った2本の枝も、途中から齧られた後がしっかり残っている。実際カミキリムシ虫の幼虫を退治した。それは去年の事だ。
 しかし、今年の初夏、根元から20センチほど上から、くり抜かれた綺麗な丸い穴を見つけた。木の中で蛹から羽化し外に飛び出した跡だったのだ。
 そして気がつくと、番のカミキリムシの交尾を目撃していた。二組である。
 今から卵を産みつけるのかと警戒して瓶に閉じ込めたりしていた。
もう大丈夫だと思っていたら、暫くして木屑か溢れ出てきた。
 幼虫を見つけて駆除せんと頑張ってはみたが、途中から殺虫剤を使うわけでもなく、幼虫を退治するわけでもなく、放って置くことにした。
 すでに二度体験したシークワーサーの木の死滅のように三度目の死を見ることになるのかもしれない。しかしそれが自然の節理ならば、致し方ない〜。
 大木になっていたシークワーサーの木は死に果てる前にたわわに実ったのだ。
 今年もまたその兆しだろうか。そう予見しつつ、秋の味覚を味わっている。
 来年この木が生き残るとしたら、奇跡に違いない。
 シークワーサーの根元付近から木屑が出なくなり久しい。カミキリムシは木の内部で蛹になり飛び出す時を待っているに違いない。
 木が生き延びるか死ぬか、まだ何とも言えない。
木の生命力の強さを応援したい。
 シークワーサーの実や葉の香りは
鼻腔を満たし肺まで綺麗にしてくれそうだ。

葉は持ち歩いて、身近な空気を浄化したい。
 
 


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