デフレ脱却をいいことのようにとらえる人が多くて、??と思っていましたが、吉川東大名誉教授の言葉に、なるほど!
と思いました。
長い、デフレの期間を通じ、多くの人は、デフレが、物価の下落ではなく、景気の後退と受け止めてきたという分析。
それを政府が、うまく「利用」している事への痛烈な批判、と私は読みとりました。
新聞記事、ネットでは、優料会員登録していないと読めないので、図書館などでお読みください。
[地球を読む]経済政策の課題 「デフレ脱却」意味変わる…吉川洋 東大名誉教授 : 読売新聞
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下線部が、吉川洋東大名誉教授の記事の一部です。
正確ではないので、ぜひ、11月3日の記事をお読みいただくことをお勧めします。
デフレが「経済の不調」というような漠然とした意味の言葉に転化したようだ。
そうなら「デフレ脱却」は「絶好調の経済」ということだろうがそんな経済状況は有り得るのか。
バブルのようなユーフォリア「陶酔感」は政府の目標とすべきでない。
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国は、デフレ脱却で、物価高へ誘導しています。
片方で、公共事業を激増させて、物価高へ誘導し、
もう一方で、外国人労働者を公共工事現場に送り込んで、賃金を抑制している
そして、
低所得者への現金給付
物価に連動して、
社会保障給付水準を引き上げないと、いけないのに
103万の壁だけを取り払おうとしている。
所得税は払わなくてよくなるが、
社会保障負担はしなければならなくなるので、
果たして、手取りは増えるのか。
しかも、受け入れ外国人労働者は、低賃金だから、
そこに対する給付の増まで、社会保険料負担は大きくなる。
医療だけでなく
6月に決めたこども保険の負担も
再来年=令和8年=2026年から「段階的」に始まります。
政府が、政党の政策が、私たちの手取りを減らし、低所得化させているのです
気づいてね