先日7月19日のネオワイズ彗星との初対面から4日。
もう明るい状態での再開は無理かと思っていました。
しかーし!
この強運の私なので・・・・
夕方、ウッドデッキでワインを飲みながら涼んでいると、6時過ぎから北東方角だけポッカリ空に穴が開き出しました。
酒なんか飲んでる場合じゃ無いと察して、ウッドデッキ脇に望遠鏡を設置。
北極星が見え出すのを待って、極軸をがっちり合わせました。
19時が過ぎ19:30やっと星々が見え出しました。
今日の月の様子です。
このサイズが今日の光学系でのサイズになりますので彗星の大きさの比較に使ってください。
19:40分、ついにネオワイズ彗星の姿を見つけました。
かなり高い位置に居ました。
それから21時過ぎまで雲はこの方向のみ切れて穴が開いたようにずっと居てくれました。
これは、雲が出て来て観望をやめた後の21:20のその空です。
鉄塔の斜め左上に彗星がありますが、雲の中に入ってしまっています。
でも、本当にこの方角だけ晴れています。
今日は、フローライトレンズのタカハシ製作所のFC76Eでの撮影。
極軸も一寸の狂いもなく微動だにしません。
レデューサーを付けてF6での撮影です。
カメラはできるだけノイズを押さえるためISO400にして約2分の露出。
ちょっと強めに画像処理しました。
原板ではイオンテールもはっきり良く見えていますが、圧縮したJPEGだとボケてしまいますが、それでも分かりますね。
以外にも、ヘールボップ彗星の1/2くらいの大きさかも知れません。
意外と大きかった。
その1997年のヘールボップ彗星はこんな感じでした。
撮影した光学系は全く同じですが、ヘールボップ彗星は35mm判フィルムで、今回のはAPS-C(SONY NEX-5N)なので1.5倍のアップにはなっています。
でも、如何にヘールボップ彗星は明るくて大きかったか今更ながらに感心します。