とちぎ国体、開会式は晴天に恵まれ盛大に始まりましたが、途中3日間くらいの稀に見る10月の極寒期を過ぎてやっと落ち着いた天気になりました。
とは云っても昨日は朝から薄曇りで少し肌寒い日で、自転車乗りには丁度良いです。
お目当ては那須で行われたロードレース観戦。
車で行くと混んでるし、シャトルバスに乗るのも面倒なので、マツさんと久々に途中で落ち合って現地まで自転車で行きました。
すんなり行けば私の家から片道20kmくらいなのでなんてことはありません。
観戦場所は道に超詳しいマツさんに一任。
最初の場所はここ。
近所のおばあちゃんが一堂に集まて楽しく会話しながらの観戦です。
最初は女子のロードレース。
今回のレースは約17.6kmのコースを周回します。
女子は3周(52.8km)、少年男子は5周(88.0km)、成年男子は7周(123.2km)で競います。
で、なんでこの場所なのか?
今回のコースは若干南北に長めの形で、この場所は更にスタート地点に近いところですが、このロードレースの道路を横切って坂道を登ると、なんと那須町役場前の特設会場にショートカット出来るんだそうだ・・・
流石はマツさんだけの事はあるベストチョイス。
早速、この場所で見終えてから役場前に向かって見ると結構な坂道が続いて選手さながらのヒルクライムが楽しめます。
着くと、役場前には実況中継をするためのオーロラビジョンの様な大きなスクリーン(写真緑円のところ)があって、バイクなどの中継カメラから送られるLIVE映像で現在どの地点を走っていて誰がどうなのかなどリアルタイムな情報を伝えてくれています。
MCは左側のテント内で解説してくれている様です。
これは、最高の観戦場所です。
で、暫くして先程の長閑な場所で応援した女子選手がやって来ました。
ここで、女子の最終周回まで見届けて、また最初の場所に自転車で移動。
今度は成年男子です。
スタートからここまでは1km程度ですが、どうやらここまでは車の先導によるパレード走行だった様で、車の屋根から頭を出してる男性が緑色の「〇」を出しましました。
ここからが、先導車無しの本番レースに突入です。
なんか、写真見ると止まってる様に見えますが、ゆっくり走っているため詰まっているだけです。
で、火ぶたが落とされたように一斉にスピード上げて行きます。
この後、また町役場前に移動してその後ずっと、そこで観戦しました。
何校もの小学生が続々と到着して音を立てて応援します。
人数が多いと流石に応援も賑やかです。
選手達も気張ってスピード上げます。
目の前を旋風を起こしながら通過。
おもしろいのは、上記2枚の写真は成年男子の5分後にスタートした少年男子の部の選手の走りです。
しかし、成年男子の走りは・・・・
こちら。
もう一度、少年男子の選手達は・・・
分かります?この違い。(ちなみに上下緑のジャージが栃木代表)
ここの道路は選手から見て緩い右カーブから左カーブになるんですが、少年の部選手は道路交通法に則って、左側走行。
しかし、成年の部選手は、S字の真ん中を突っ切るように最短コースを選ぶためここの部分では右側寄りを走っています。
(一般車両全面通行止めなので、どこを走っても良いです)
経験の差なのでしょうか?
成年の部にはプロチームの選手も入っていますから勝負に対する知恵が有るのでしょう。
わが那須ブラーゼンの西尾選手も入っていますから・・・(北海道の選手としてらしい)
栃木代表の選手は中盤、先頭集団に居ましたが結局最後は力尽きて上位には入れなかった様です。残念。
現地での解説を聞いていた状況では那須ブラーゼンの北海道代表の西尾選手は6位入賞を果たしました。
栃木代表の石原悠希選手は惜しくも9位で8位入賞ならず。
成年男子1位は三重県の山本大喜選手で、2位を大きく引き離して断トツトップでした。
ちなみに8位の山本元喜選手は、山本大喜選手とは兄弟でKINANに所属していて二人とも優秀な成績を上げていて注目されている選手です。
・・・ところで、観戦終えたのは13時半過ぎ。
腹へった!!
コンビニ弁当は食べたくないので、お店を探しても何処もお休み。
結局黒磯市内まで戻って、マツさんの家の近くの横浜系らーめん屋に入りました。
ちょっとガッツリ系の豚骨スープでしたが、この状況には丁度いい!
完食!
今回はのんびりと50kmしか走っていませんが、1000kカロリーの消費。
立って観戦してたので、それ以上に消費したと思います。