志村けんイケメン論に違和感がある。
志村けん晩年および志村けん死後に強くなってきた志村けんイケメン論。
志村けんが若いころはイケメンだったという説がにわかに広められる。
志村けんが若いころはブサイクではないしいい顔である。
若い志村けん、すでに変態性の強い目をしていて変態を感じさせる。
変態性の強い目と若さが合わさってやけに色気のある変態となっており若者、子供に人気が出そうである。
顔がいいだけ見た目がいいだけでは人気が出ない。
志村けんのちょうどいい顔と醸し出される変態感がコメディアンとしての魅力となって子供を中心に人気が出た。
しかし志村けんが純粋にイケメンであるとはいいがたい。
若いころの志村けんの横に沢田研二が立つとかなり見劣りする。
ドリフ大爆笑において志村けんが単独で女性アイドルたちと共演すると場違い感が強い。
志村けんは30代にコントでモテない男の役をやっているがそこそこ説得力がある。
志村けんは低身長と思われがちだがそんなことはなく平均身長くらいである。
身長が高め細身のいかりや長介が横にいるから身長が低いように感じると主張する人もいる。
しかし背が低くない志村けんが単独でも背が低く感じるのは顔がデカいからである。
全員集合のような舞台では志村けんの顔のデカさがないと顔がはっきり見えない。顔がデカいから細かい表情もわかり志村けんの顔芸の巧みさコメディアンとしてのうまさが伝わって人気になった。
いい顔の志村けんだがイケメンではない。
自分が子供のころ存在が好きだった志村けんはイケメンでもあった、と思い出と自分の感性を美化したい人が多い。
自分が子供のころ存在が好きだった志村けんは死ぬまで面白かったと美化する人がいる。
それに加えて志村けんがイケメンであったとしたい人までいる。
自分の記憶を全て美しくしたいという人がいる。
しかしそれは願望であり幻想である。
願望と現実は違う。