2月の三連休最終日は朝から晴れたり強い雪が降ったりの繰り返し。
家でゴロゴロしていましたが、どうにも気分が晴れません。
窓から日差しが射してきたのを見て、思い切って外に出かけました。
最初は宇治市植物公園に行くつもりでしたが、「今日は車使うから」と言われてガックリ。
JRで宇治駅まで行きバスの時間を見ましたが、雪の降る中30分以上来ない・・・断念。
どこに行くあてもなかったので、人の流れのまま宇治橋通り商店街から平等院表参道まで進みました。
平等院には先日の雪の日に行ったので、途中で曲がってあじろぎの道へ。
寒々しい光景。
参道には大勢の観光客(ほぼ日本人ではない)がいましたが、こちらに来る人はほぼ皆無です。
イロハモミジがトンネルのようになっていて、紅葉や新緑の頃は綺麗なんですけどね~
その時、道の先、地面で何かが動いているのが見えました。
スズメかしら。
ズームで覗いてみると、なんとアトリではありませんか!
小さい水たまりやその周りに沢山のアトリが舞い降りて、何か啄んだり、水浴びしたり・・・
この寒いのに、よく水の中に入るな~って思いますが、羽を綺麗に保つために必要なんでしょうね。
アトリの雄(奥)と雌(手前)。
アトリはアトリ科アトリ属。ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬に日本に渡ってきます。
群れで行動することが多く、地面で採餌している姿をよく見ます。
今年は全然出会えず、写真が撮れたのは今シーズン初です。
こちらが雄です。頭が黒っぽく、遠目にも黒とオレンジのコントラストが目立ちます。
こちらが雌。雄に比べると全体に色が柔らかく、表情も優しいです。
この子は色が黒いですが、体が小さく、顔が幼いですね。幼鳥でしょうか。
あじろぎの道は有名な道ですが、入口が観光客に分かりにくいからか、歩いている人は少ないです。
向こう側から来る人も、ほとんど橘橋を渡って塔の島に行くので、アトリたちはノンビリしていました。
こちらは雌トリオ
こんな感じで・・・
たまに人が通ると、飛び上がっては舞い降りて・・を繰り返していました。
その後、「可愛い~、見たことない鳥がいる!」とスマホで写真を撮ろうとした女の子に驚き、どこかに移動。
残念ながら、その後は出てきてくれませんでした。
仕方なく、私も上流方向へ移動。
右にちらっと見えているのが橘橋です。
ヤドリギの新芽?
さらに左岸を上流方向へ。
喜撰橋から下流方向を見たお馴染みの光景。
鵜舟も今は休んでいます。
対岸から観流橋をみたところ。
地面に沢山松ぼっくりが落ちていたのでパチリ。
松ぼっくりを啄む鳥がいるので、時々マツの木にも鳥の群れが来ているときがあります。
残念ながらこの日は出会えず。
ということで、ふらっと出かけた宇治散歩、アトリが見られて大満足でした。
<オマケ>
アトリ科の鳥にはどんな鳥がいるかご存知ですか?
調べてみたら、イカル、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ウソなどがアトリ科の鳥さんたちでした。
どれもくちばしがぶっとくて、噛まれたら痛そう!という共通点がありますね。
そういえば、今年はイカルも見てないな~
【撮影:2025/2/24 宇治市】
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今日もさすが京都、近くに、お洒落な名前の良い景色の道があるんですね
京都は、三連休、小雪も降るとは寒かったのが伝わってきます。
こちら、ず~~と晴れ続き(@_@)
アトリにこんな風に出会えるなんて、良いことありましたね^^
アトリ科、あとりが主役、カワラヒワも仲間なんだと勉強になりました
こんにちは!
アトリかわいいですね。