Una bella macchina

2台のイタリアンGTの出来事。それからファミリーの面白日記も書いていきます。

ヴィターレ・イタリアでアレハンドロのRequiem

2008年03月25日 00時14分47秒 | 多忙な諸々日記
 今回はMaseratiがメインにFerrariとLamborghiniが過半数だ。AlfaRomeoとLanciaはそれぞれ10台も居ない・・。 次回は是非AlfaRomeo&Lanciaのエンスーの皆様には集まって戴きたいし、AlfaとLanciaが居なくては真のイタリア車の祭典とはなりませぬ。して、今回のビックリ仰天したのはコイツもそのひとつだった。

 2台のDeTomaso、Panteraだ!!しかもファイナルバージョンでオリジナル角の効いたエッジのあるプロポーションを進化させて、全体にアールのついたモダンなシルエットに変身している。しかも後方には巨大なリアウイングがそびえたってるのだ。内装はBiturbo時代(正にDetomaso)のパーツを応用・・・、エアコンパネルはなんと222SEなどと共通部品だ。ええのぉ・・、なかなかかっちょええ~なぁ~。今は亡きアレハンドロの思いが伝わってくる。



スーパーカーBORAで行くヴィターレ・イタリア

2008年03月25日 00時09分04秒 | 多忙な諸々日記
 3月22日(土)は富士スピードウェイで開催されたイタリア車の祭典ヴィターレ・イタリアに参加してきた。前日の雨模様が嘘のように快晴となった。富士山には昨日の雪が積もってるが、気温は太陽が昇ると同時にグングン上昇。薄手のコートで過ごせるほどの絶好のサーキット日和になった。


 写真はBiancoのCoupeとBORAだ!!このBORAはMaserati初の市販ミッドシップのスーパーカーだ。実は諸般の事情によりRYUは3200GTをお留守番にして、BORAをドライブして冨士SpeedWayに来た訳だ!

という訳で、BORAのインプレッションを・・・。
もちろんこのBORAは今から約30年前もデビュウしたクルマなので、モダンなMaseratiと較べたら、アクティブセイフティと快適装備は無いが、根底に流れるグランドツーリングのコンセプトは共通するのである。高速を一気に走る。これは数多あるスポーツカーより抜きん出て快適だ。トルクフルなV8エンジンははほんの少しアクセルを踏み込むだけでグイグイと加速し、且つ5Speedのマニュアルトランスミッションはスムーズにシフトチェンジをする。メーター読みで1X0km以上を出しても直進安定性は抜群。ステアリングを離しても大丈夫なくらいの高速安定走行である。しかも東名高速の山北周辺の山岳高速コーナーはほんの少しだけステアリングを左右に切るだけで、重量バランスに優れたミッドシップであることが判る。また後輪駆動の証であるテール沈ませながらをコーナーを駆け抜けるのである。流石にクラッチは重めであるが、我が3200GTの方が遥かにクラッチワークはデリケートである。あとは、かつてのスーパーカーディメンションである極端な車高の低さに由来するストレートアームと足を投げ出したようなドライビングポジションと、ノンパワーのステアリングに慣れてしまえば、最高のGTとなるであろう。正直言ってもう少しドライブしてみたかったのであるが・・・。