Una bella macchina

2台のイタリアンGTの出来事。それからファミリーの面白日記も書いていきます。

ENGINE 10月号とCAR MAGAZINE No.376

2009年08月29日 19時33分55秒 | MASERATI 3200GT
さて、今月号のENGINEはまたもやイタリア車特集だ。
題して「華麗なるイタリアンGTの世界!」
ほかの国ではつくれないクルマがある。
ほんとにそう思うのは私だけではないね。確かに日本車とも違う(当り前か!)かといってドイツ車とも違う・・。この国(イタリア)のクルマは、突き詰めれば・・、まさにエンジンの魅力に尽きる!!アクセルペダルを踏んだフィール・・、エンジンの回り方、カムの回る音とエクゾーストノートは感性を刺激し、理性は無くなり・・解放感に満たされる。ホントに切れそうになることがある・・。それがイタリア車の魅力。特に私にとってMaserati・・。そして今号のもう一つの目玉は、先月号から続く「連載!モデナのスーパーカーびとを訪ねて」だ。もちろんE会長の渾身のMODENAレポートは、スーパーカーが誕生してくる恵まれた環境とそれを支える人々の今を伝える。
ENGINE (エンジン) 2009年 10月号 [雑誌]

新潮社

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そして、こちら発売中のCAR MAGAZINEにも「イタリアンGTの魔力」と題してシングルナンバーのGhibli Ⅰが登場。このクルマ・・、友人のacero氏所有のもの。氏のMaseratiに対する想いも語られているので、Maseratisteの皆さまには是非ご一読していただきたい。
car MAGAZINE (カーマガジン) 2009年 10月号 [雑誌]

ネコ・パブリッシング

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QuattroporteⅢとEnzo

2009年08月25日 23時03分45秒 | MASERATI 3200GT
イタリアのTV番組に「1 su mille」というのがある。
あの「太陽はひとりぼっち」に出演していたattoriceのMonica Vittiや巨匠Vittorio de Sicaをクローズアップして、その人物像を掘り下げるシリーズだ・・。
今日は、Enzo Ferrari・・。冒頭から感動してしまった・・。

「La macchina da corsa per me come un figlio・・・.」
「レーシングカーは私にとって、息子のようなもの・・」
この言葉・・、Enzo以外に似合う人はいない・・。自分の作るマシンに情熱を捧げたEnzoだからこそ言うことが出来る・・・、感動!チェッカーを受ける312Tとカラヤン指揮する「運命」のフラッシュバック映像は、まさにドージチ・チリンドリ(12気筒)とオーケストラの饗宴だ。


そして生い立ち・・。1898年2月18日にMODENAで生を授かる。


圧巻は、QuattroporteⅢから降りるPresidenteを出迎えるEnzo。MaseratiとEnzoのツーショットだ。



「Lina Lardi racconta la sua vita con Enzo ferrari」
「リナ・ラルディが語るEnzoと過ごした生涯」素晴らしき家族愛・・。

10万キロ達成しました。(3)

2009年08月20日 23時11分08秒 | ALFA GT
 さて、この4年間での出来事についてはいろいろありましたが、主に問題点はオイルに関わることでしょうか・・。走行距離の順に書いておきますので、ご覧ください。
エンジンオイルは3,500km~4,000kmの間ぐらいで交換してました。
2回ほど空になるくら気がつかなかったことありましたが、大事に至りませんでした。これもエラーメッセージが事前に教えてくれました。(感謝!)但し、思うにオイルの汚れ具合は異常に早いような気がします。減りも。

35,380km 12か月点検 タイベル交換その他周辺の部品も。
40,771km 冷却水漏れ ウォーターレールより クレーム修理
         セレオイル漏れ セレユニット交換 クレーム修理
42,262km 右フロントスモールライト 球切れ
48,867km フロントエアダム下部の配線垂下り 修理 
50,997km 24か月点検 パドルシフトのUP側が効かなくなった交換修理
66,059km セレオイル漏れ、セレポンプユニット交換 クレーム修理
         ミッションオイル漏れシール・カバー交換 クレーム修理
         タイベル交換一式
75,793km 12か月点検
85,365km ヘッドライトウォッシャー不良
91,326km 運転席シートヒータースイッチ交換
         左フロントスモールライト 球切れ
92,981km 車検 3番シリンダーイグニッションコイル交換

他に消耗品交換やオイル汚れによる消耗部品交換は多々ありましたが、割愛させていただきます。こうしてみると5万キロ前後にセレ関係の不具合が多発します。それとオイルシール不良によるオイル漏れ等々。5万キロが鬼門でしょうか・・。
8月20日現在・・、セレスピード関係は全く問題ありません。
Non C'è problema!

いろいろ行きました。山中湖。



葉山オートモービル倶楽部と一緒に伊豆スカイライン。


家族旅行で箱根へ。


LanciaLunchの富士裾野。


大磯のムゼオアルファロメオにドタ参。

その他に房総・八ヶ岳・常陸・清水・下田などいろいろ行きました。
Grazie Mille!! AlfaGT!

10万キロ達成しました。(2)

2009年08月18日 22時00分45秒 | ALFA GT
 さて、この長い長い道のり10万キロに達したGTが私の手元に来る前は?・・、というと。実はデモカーなのでした。整備手帳を見ると当初は東京の某老舗イタリア車専門ディーラーの名義で新車登録、その後神奈川のイタリア車ディーラーへ名義変更、その後私のところへ。

その間に整備工場は一定せず3か所程変わっている。その上、デモカーという性格上不特定多数の人がドライブしていたであろう、極悪な不安要素いっぱいのクルマであった。ろくに試乗もせずただひたすらバーゲンプライスと魅力的なAlfaRomeoというブランド魔力に負けて、購入してしまったという事だけであった。そのつけは、納車後の約1年の間に全て噴出・・・。全部クレームで対応してもらいました。
①運転席側ドアモールの剥がれ
高速運転中に右後方より風が抜ける音がするので、半ドアかと思いドアを開けてよくよく調べると、ドアモールが垂れ下がっている。多分・・、デモカー中にデリカシーの無いディーラー営業マンか、あるいは試乗の際に連れの人が無理やり後席に乗り込む、モールを無神経にも擦った挙句の結果、モールとボディの接合部分の糊が剥がれた。イタリア車にはよくあることで、モールとボディの接合部分は弱いのだ。そんなデリカシーの無い奴はイタ車に乗るな!これは現在は完治して問題なし。

エクゾーストパイプの繋ぎ目より排気が漏れた
エンジンをかけてしばらくすると、ボディ下方から異音が・・。
この件はここにも記載してあるので、省略するが原因は判らず。日本に来てから排ガス装置周りの整備したあたりでしょうか?それとも後付けマフラーのテストとして脱着でもしたのか?いずれにしてもデモカーでしたから取扱いは無神経極まりなかったのではと思われます。全くもって人為的な問題です。
まだ続きます・・。


8/14

2009年08月17日 21時59分40秒 | 多忙な諸々日記
もう過ぎちゃったけど、Enzoの命日は8月14日。
この雑誌は最近発売されたモノだが、いろいろ書いてあって面白い。Modenaに住む自動車人の人間模様がよく解るのだが。あの例のオマスの万年筆ってEnzoも愛用していたそうだ。
この雑誌の登場人物は
PietroOlivieri(Ferrari社に卸していた文具屋さんの店主)
LuisaMaccari(あの本社に隣接しているFerrariグッズ店の店主)
MauroSchedoni(言わずと知れたスケドーニ社の社長)
DonSergioMantovani(サーキットを守る神父)
GiulioBorsari(元チーフメカニック)
SergioScaglietti(言わずと知れたカロッツェリアスカリエッティの社長)
CarloBenzi(元Ferrari社財務担当)
FrancoGozzi(元Ferrari社広報担当)
BrendaVernor(元秘書)
LauroMalavolti(元リストランテラウロの店主)
NicolaMaterazzi(言わずと知れたF40の生みの親)
GiottoBizzarini(元エンジニアというか、自らのブランド名で会社を作った)
CasimiroAlessi(万年筆のインク職人)
SoragniSilvano(Modena郷土史家)
RemoPalmieri(元歯医者)
FERRARI AND THE STORY (NEKO MOOK 1372 Tipo Magazine Collec)

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Enzoを支える様々な人々によるEnzo観を語る。
もちろん日本国内向けの日本語オンリーなので、日本的言い回しもあるのでしょうが・・、一度で良いからイタリア語で見聞きしてみたい・・。

10万キロ達成しました。

2009年08月16日 14時27分21秒 | ALFA GT
 AlfaGTが遂に10万キロを走破しました。このクルマを所有してから丁度4年になりますが、私の手元に来た時は1万5千キロでしたから、実に4年間で8万5千キロ・年間2万キロ超という酷使ぶりでしたが、よく働いてくれました。今のところ、このまま当面はAlfaGTとのお付き合いは続けていくつもりですが・・・、先のことは諸般が先行き不透明なのでどうなるか


で、10万キロを走破したGTのことをもろもろ雑感を少々・・。
さて、5年を経過したBody周りについてですが、もちろんボディコーティングはしてありますが、さすがに日焼けよる色あせは、新車と並べると少し判ります。特にフロントボンネットからルーフにかけてです。フロントサイドからドア回り・リア周りはコーティングのお陰もあるのか殆ど新車時と変わらないようです。保管場所は屋根付きですが、勤務地は青空駐車場なので、やはりそれの影響が一番大きいと思われます。

そしてフロントボンネット周りは飛び石による塗装の剥げが数か所。ドアは1か所小さな凹みが・・、これは多分隣に駐車したクルマのドアに当てられたようだ。
蛇とミラノ市紋章のエンブレムはフロントとトランクリッドにあるもの両方ともメッキの剥がれと色褪せが著しく、これは近日中に交換しようと思う。

携帯の写真では殆ど判りませんね。
黒い皮の内装は、汚れの目立つタンの皮と違ってお陰で汚れは殆ど目立ちません。手入れもよくしました。皮の状態は運転席の右座面の皮が少々摩耗気味ですが、解れや破けは皆無。乗る際に無造作な座り方さえしなければ、皮は傷みません。センターコンソールにあるメタル調のプレート部分は使用頻度の多いスイッチ周りは、汚れが目立つようです。いずれにしても内装については一度プロクリーニングに頼めば蘇るでしょう。この続きはまだあります・・。

今週ももろもろ疲れました・・・・・。

2009年08月09日 19時01分37秒 | 多忙な諸々日記
 今週ももろもろ大変でした・・・。
週明けから悲しい出来事がたて続けにに重なり、さらに頭に来ること、楽しいこと・・・、もろもろの波乱万丈、喜怒哀楽の1週間でした。

とどめは、昨日の土曜日の花火大会ボランティア・・。救護所にて待機・・。熱中症3人・貧血1人・酔っ払い1人に、指にとげが刺さった1人・・、顔面に軽度の外傷1人・・。いろいろな人がいるもんだ・・。いい加減にせい・・。お陰で花火見物も片手間でした。


今月号のENGINE

2009年08月03日 21時47分49秒 | MASERATI 3200GT
遅くなりました・・、今月号のENGINEもマセフリークの方には是非読んでいただきたいですね。
ENGINE (エンジン) 2009年 09月号 [雑誌]

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新連載! モデナのスーパーカーびとを訪ねて
第1回
ファブリツィオ・フェラーリ教授とリストランテ・ラウロ
フェラーリもランボルギーニも、そしてマゼラーティも、名だたるスーパーカー・メーカーはすべてイタリア・モデナ周辺にある。これは、1980年代後半からモデナ通いをはじめた一好事家のエンスージアスト魂全開によるスーパーカー文化レポートである。

私も行きたかったラウロはすでに閉店していますが、こんなお店がMODENAにはたくさんあるのでしょうね。かつてエンツォとアレッサンドロがバッタリこのお店で出くわしたが、一言も言葉を交わさなかったというエピソードもあります。わかるような気がする・・。