写真の太古に録音したカセットテープ、そろそろデジタル化しないと再生さえ出来なくなるんじゃないかと思い、2年前にTC-K555ESRを引っ張り出してとりあえず動くかどうかヘッドフォンで音を聴いたらノイズまみれで「やべっ、壊れてる」と思ってお蔵入り。
最近思い直し、再生手段はウォークマン(WM-DC2)でもいいやと思って動かしたら、センターギア破損で音質チェック出来ず。センターギア修復キットで修理、音を聴いたらイマイチで・・・TC-K555ESRを修理せざるを得なくなりました。
「SONY カセットデッキ 修理」で検索してみると、同じgooブログに元SONYの技師さんが記事を投稿されていて早速フォロー、カセットデッキなんて触った事が無いので修理を丸投げしようかと思ったんですが、自分でメンテして直ったら儲けものと思い直し、やれる事はやってみる事にしました。
・・・取り返しの付かない事にならなきゃいいけどね。( ̄- ̄;)
さて、現状を改めて詳細にチェックしました。
1.ヘッドフォン出力にノイズが乗る
2.DolbyセレクターOFFでレベルメーターが作動しない
3.再生を押しても巻き戻しされたりして動作が変
4.LINE OUTにはノイズが乗らない
ヘッドフォン出力のノイズは音量調整がほとんど効かず、遠くに音楽が聞こえて「ガーピュルルル」って感じのノイズが聞こえる。LINE OUTが大丈夫でも、ちょっと気持ち悪い。
2と3はスイッチの接触不良っぽい感じですね。
とりあえず分解して、ヘッドフォン出力を辿ってみると・・・。
オペアンプか電解の不良っぽい様な気がしますが、TC-K555ESGで液漏れトラブルが報告されているDUOREXが見えますね・・・これ、GT-CD1でもチビっているのを見て「うわ、ELNAサイテーやな」と思うきっかけになった製品。SILMICの良さを確認するまで、ELNA嫌いになりましたね。
とりあえず、これは交換かな。
モードセレクトスイッチ。
黒い長細い部品の穴から洗浄液をブチ込めば直りそう。電解もついでに交換しようかな。
再生ボタン等のスイッチは、ST-S333ESX等に使われているタクトスイッチと同じだったので、これは新品に全交換かな。
部品発注しました。
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